頭がいいってどういうこと?記憶力がいい人は頭がいいの?訓練法も!

言葉の定義というのは、

私たちが思っている以上に大切です。

言葉の定義があいまいだと、

人と議論しても絶対に勝てないし、

本なんかを読んでいても深い理解ができません。

そのため、どんなことであっても、

可能な限り普遍的な定義づけをするように心がける。

そういうことがとても大事です。

今日は「頭がいい」とはなにかを定義してみたいと思います。

目次

頭がいいってなに?

頭がいいってなんでしょうか?

だれも思いつかないことを思いつく人?

計算が早い人?

記憶力がいい人?

話が上手い人?

勉強ができる人?

仕事ができる人?

いえいえ、それは頭がいい人の特徴であって、

頭がいいことそのものの定義ではありません。

頭がいい人とは、具体化と抽象化の操作が上手い人

のことを言います。

例えば、東大のクイズ王を見てください。

とても抽象的な問題を具体的な解答にするのがとても早いですよね。

数学なんかでもそうです。

具体的な試験問題を抽象的な公式に当てはめる。

または、抽象的な公式から具体的な解答を導き出す。

法律なんかもそうです。

抽象的な六法という法律書から、

具体的な社会の事件に当てはめる。

話が上手い人というのは、とても例え話が上手い人です。

営業の成績がいい人は、売上をあげるという抽象的な問題から、顧客に商品を買ってもらうという具体化の上手い人です。

記憶力が良い人は頭がいい?

物覚えの良い人を見ると、

「頭がいい」と言います。しかし、

頭が良いことと、記憶力が良いことは必ずしも一致しません。

料理に例えるなら、

料理人の腕の良しあしが「頭の良さ」です。

料理の材料にあたるものが「記憶力(記憶しているものの多さ)」です。

材料がいくらたくさんあっても、

料理の腕が良くないとおいしい料理はできないように、

記憶力も頭がよくないと役に立ちません。

もちろん、頭の良さと記憶力は相当の相関関係があります。

そのため、記憶力が良い人には頭がいい人が多いのも確かです。

ただ、厳密に考えるなら、

料理の腕が良いことと、

たくさんの食材を知っていることとは別なように、

頭が良いことと、記憶力が良いこともまた別なことです。

頭が良いことと記憶力が良いのはどちらがいい?

良い料理人になろうと思ったら、

料理の腕を上げるのはもちろんですが、

食材についても精通することが大切です。

それと同じように、

頭の良さと記憶力はどちらも大切なことです。

頭を良くして記憶力を飛躍させるトレーニング方法がある!

先に書きましたが、頭の良さと記憶力は相当の相関関係があります。

なので、一つのトレーニングで両方の能力を高めることが可能です。

その最高のトレーニング方法は、

イメージトレーニングです。

例えば、自律訓練法のようなものも一種のイメージトレーニングですが、

その訓練で頭がよくなったという声もたくさんあります。

天台宗真言宗の月輪観や阿字観なんていうのは、

それこそ、頭をよくするためのイメージトレーニングです。

想像することというのは、

本当に大きな可能性を秘めています。

イメージトレーニングってどうやってやるの?

私は、もう何年も前になりますが、

イメージトレーニングのものすごい力を知り、

イメージトレーニングの方法をたくさん調べました。

ただ、「イメージトレーニング」という言葉がタイトルに入っている本はほとんどなく、

イメージトレーニングの方法を知りたくてもほとんど見つかりませんでした。

もちろん、Amazonで買えるようなものはすべて読んでいます。

イメージトレーニングというタイトルの本はとても少なくても、

イメージトレーニングの大切さと方法を書いてある本は沢山あるのです。

ただ、とても見つけづらい。

何年もかかって、今ではたぶん100以上のトレーニング法は知っていると思います。

そのトレーニング方法もいずれは冊子にしていきたいと思っています。

ここではとても簡単なイメージトレーニングを一つ紹介します。

イメージトレーニング:家の中を回る

姿勢や環境など、細かいことは気にせず、

落ち着いたときに目を閉じます。

そして想像します。

自宅の玄関のカギを開け、

中に入ります。

辺りを見回して、

いつもと変わっているものはないか、

一つ一つ確認していきます。

靴はそろっているか、

下駄箱の上の置物はいつも通りか、

電気はついているのか、

人の気配はするか、

いつもと同じような音は聞こえるか、

それは何時くらいか、

気温はどうか、

電気がついていなければ、

電気をつけてください。

掃除をしても構いません。

想像の中で五感を働かせてください。

それを自宅のすべての部屋でやります。

もちろん、最初からすべて鮮明に想像することはできません。

できないからと言ってあきらめず、

続けてください。

2週間も続ければ、

パッと見ただけの物が、

なぜかしっかり記憶に残っていることに驚くはずです。

イメージトレーニングの効果

イメージトレーニングの効果は本当に書ききれませんが、

上の訓練を積むことで、

直観力や洞察力、記憶力、頭の良さ、五感の察知能力、

そういった潜在的な身体能力が飛躍的に高まります。

イメージトレーニングの回数と時間

イメージトレーニングは、

最低でも2週間、一日何度でも行ってください。

そう難しく考えることはありません。

30秒でも、1分でも構いません。

30秒であれば玄関のドアだけとか、

そういう風に部分部分で構いません。

イメージトレーニングは細切れで行っても

それなりの効果が望めます。

そして、時間がある時には5分~15分を1日2回、

続けてください。

本気で最高の効果を出したい人は、

瞑想の姿勢を取り、15分~30分、

イメージトレーニングにあててください。

可能であれば、1日2回行います。

(一回は通勤中の5分にする、などで構いません)

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