「しなければならない」を「したい」に変える

私たちは毎日の生活の中でたくさんの「しなければならない」という言葉を無意識に使っています。
それは、声にするかしないかにかかわらず、無意識にしみ込んでいます。

例えば、

「会社に行くために朝早く起きなければならない」

「部屋の掃除をしなければならない」

「買い物に行かなければならない」

「料理を作らなければならない」

「勉強しなければならない」

もしかしたら
「瞑想をしなければならない」
なんていう思いの人も
いるかもしれません。

こうした
「しなければならない」
という言葉を使った時、
潜在意識はどう応えるでしょうか?

潜在意識は自分の中の他人です。
例えば、親や友人、恋人などから、
「○○しなさい」と
いつも言い続けられていたら
あなたはどう思いますか?

きっとだんだんと
言われることに
気が重くなってくるはずです。

潜在意識もそれと同じです。
「しなければならない」
という言葉を使うとき、
私たちの潜在意識は
「またか」とうんざりします。

もし、あなたに、今日中に「しなければならない」ことがあるとしたらどうでしょうか? それがなんであるかにかかわらず、「しなければならない」ことがあると思うだけでちょっと気が重たくなりませんか? 私たちの潜在意識は「しなければならない」ことにうんざりしています。だから、しなければならないことを後回しにしたり、全力を出せなかったりするのですね。

それではどうすればよいのでしょうか。それは、「しなければならない」という言葉を「したい」という言葉に変えることです。もちろん、心の底から思えなくても構いません。ただ、「しなければならない」ことが思いついたら、その瞬間に「したい」に変えてください。

例えば、「朝早く起きなければならない」だったら「朝早くおきたい」に、「掃除をしなければならない」は「掃除をしたい」に、「料理を作らなければならない」は「料理をしたい」に、「勉強しなければならない」は「勉強をしたい」のように変えてみてください。イメージがつかみづらいという方は、さらに一歩進めて、「朝早くおきたい」ではなく「朝早く起きて一日を充実させたい」に、「掃除をしたい」ではなく「掃除をしてきれいな部屋で過ごしたい」に、「料理をしたい」ではなく「料理をしてゆっくりしたい」に、「勉強したい」を「勉強して目標達成したい」に変えてみてください。

私たちに与えられている全てのことは義務ではなく権利です。私たちはいつだって、なんだってやらないことができます。私たちには選択できるのです。

これはとても大切なことです。「しなければならない」という言葉を使った時、私たちは人生の奴隷です。しかし、「したい」という言葉を使った時、私たちは人生の主人公になります。言葉を、自分を縛る鎖にするか、人生を冒険するための剣とするかはあなた次第です。

「しなければならない」を「したい」に変えてください。「私はそれがしたいのだ」と自分に声をかけてください。実践し、続けてください。日常の景色ががらりと変わっていきます。

後記

今回の記事はアファメーションガイドブックへの追加ページ分です。

ガイドブックをお持ちの方は合わせて実践してくださいね。

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