瞑想ガイドブックの⑦です。今回は瞑想の時の手の形や位置についてのお話になります。
目次
瞑想の手の形は?
瞑想の時に用いる手の形は手印といって、様々なものがあります。
ここでは基本となる2つを紹介します。
手のひらを上にして自然に膝の上に置く
この位置を基本にしてください。
手を体から離しすぎると、姿勢が前のめりになってしまいます。
膝の上に手を置いたら、少しヒジを引く、くらいで調整されるとちょうどよいと思います。

※体形に合わせて楽な位置に手を調整してください。
坐禅で用いられる手の形:法界定印(ほっかいじょういん)
まず、右手の親指以外の四本の指の上に、左手の親指以外の四本の指を重ねます。そして、そのまま親指同士を軽くつけます。このとき、手の間に楕円形ができるようにします。そして、その手をおへその前あたりに自然におろして完成です。
写真だと左右逆になっています。どちらにするかは、足の位置によって決めてみてください。例えば、写真のように右足が左足よりも上ならば、組む手は左手が下となります。これは、必ずしも正解はありません。試してもらえばわかりますが、手の位置を足の上にしっかり置いたときと、数センチ離れたときでは、肩の力の入り具合が変わってきます。なるべくご自身がリラックスできるように、どちらが良いか試してみてください。瞑想会では直接姿勢を見て指導させていただきます。

瞑想の時の手の位置に関してはこちらの記事も参考にしてください。
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