いつからか忘れましたが
「一度は遍路に行ってみたい」
そんな風に思うようになっていました。
遍路って、それなりに知名度はあっても、
あまり一般的ではありません。
お遍路に行ってみたいとちょっと前から思っていた私も、
実際に行って帰ってくるまで、
遍路は白装束を着てゾロゾロ歩く人たちってイメージでした。
ここで、遍路を知らない人のために簡単に遍路を説明しますと、「遍路」とはお寺を巡ってお祈りをして歩く行為のことを言います。有名なのが、今回私が行った「四国」の88か所のお寺。ほかにも代表的なものに、西国三十三か所、板東三十三か所、秩父三十四か所なんていう遍路があります。遍路っていうのは基本的には「お寺」を巡る行為なので、七福神巡りなど神社を巡るものは遍路と言わないようです。そして、遍路をする人たちのことを「お遍路さん」なんて呼びます。お遍路さんのお寺の巡り方も現代では様々で、バスや電車で巡る人、タクシーで巡る人、自家用車で巡る人、自転車で巡る人、歩きで巡る人、それらを組み合わせて巡る人などがいます。
四国遍路はその総距離が1200キロといわれます。もちろん、歩いて巡るのが一番大変だといわれますが、どの移動手段を使ってもそれなりに大変です。このブログで書いていく私の遍路は歩きで巡るスタイルです。
徳島県の1番目のお寺から歩き始め、香川県で88番目のお寺にお参りし終わったのが、出発から42日目のことです。
そんな風にいまいち漠然としたイメージでしたが、
なんとなく、今の私が求めている経験が遍路ではできる!
そう感じました。
その、私が求めた経験というのがこの旅の最大のテーマになります。
そのテーマが何かというのは、記事の中で書いていきたいと思います。
この40日、私がなにを感じ、
なにを求めて1200キロの道を歩いたのか、
ぜひ皆さんと一緒に振り返らせていただければと思います。
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