埼玉県鴻巣市にある「清法寺(せいほうじ)」さんでの坐禅・写経・粥体験記です。
埼玉県鴻巣市にある曹洞宗のお寺「清法寺」
埼玉県鴻巣市にある曹洞宗のお寺
「赤城山 清法寺」(あかぎさん せいほうじ)
住所:〒365-0003
埼玉県鴻巣市北根1374
電話:048-569-0332
ホームページ:
地図・アクセス
※駐車場はあります。
※電車での行き方は、ホームページに書いてありました。
車でないと行きづらいかもしれませんが、
のどかで良い場所にあります。
こんな道を走っていきました。
清法寺さんの坐禅会(写経と粥、仏典の輪読)日程
清法寺さんの坐禅会は、
毎月最終日曜日の16時30分からです。
終わりは、日によって多少前後することがあると思いますが、
基本は18時までとのことです。
参加者さんはそれほど多くありませんでした。
多分、いつも5~10名弱くらいなのかな。!?
料金の記載は特にありませんが、
みなさんのお志で、
一人500円くらいおさめているようです。
もちろん、私もおさめてきました。
坐禅会に、粥(一汁一菜)付きで、
写経の用紙まで頂けるのですから、
これでも安いくらいです。
もりだくさんの坐禅会の内容
坐禅会といっても、坐禅自体は20分ほどです。
以下、坐禅会の簡単な流れです。
まず、始めに、
本堂のはじに用意された机に向かい、
写経をします。
時計を見ていませんでしたが、
だいたい30分くらいでしょうか。
そのあと、般若心経をみんなで読誦し、
坐蒲を用意し、本堂の反対のはしで
坐禅を行います。
だいたい20分ほどです。
そのあと、
坐禅の御詠歌のCD??
が流れ、坐禅終了になります。
ちなみに、御詠歌というのは、
キリスト教で言うところの聖歌みたいなものです。
これは、真言宗のものですが、
曹洞宗もこんな感じのものがあります。
そのあと、本堂の反対のはしに戻り、
テーブルを整え、粥(しゅく:おかゆのこと)を頂きます。
この時、簡単ではありますが、
曹洞宗の食事の作法なども教えていただけます。
食事の前に読む、
五観の偈(ごかんのげ)というお経があるのですが、
久しぶりに読みました。
粥が終わりますと、
テーブルを片付け、
仏典の輪読(仏典を読む勉強会のようなもの)が行われます。
今回使っていたのは、
正法眼蔵随聞記だったと思います。
これは、曹洞宗の開祖、
道元禅師が弟子たちに教え諭した言葉をまとめたものであり、
内容は、修業の心得などです。
※清法寺さんで使っていたものとは出版社が違います。
私も、いつも手に届くところに置いてあります。
この仏典のお勉強を30分くらい?
して、坐禅会は終了となります。
清法寺さんのおすすめポイント
こちらのお寺は、
本堂の天井に仏画? が描かれており、
とても素敵でした。
また、こじんまりはしているのですが、
とっても落ち着くお寺です。
山門
本堂
清法寺さんのご神木「まき」
※「まき」という木は聞きなれないかもしれませんが、「まき」という木の種類です。火にくべる「牧」ではありません。この「まき」は「高野槙(こうやまき)」という、高野山にたくさん植えられている品種が有名です。
そして、今まで紹介したどこのお寺よりも、
住職との距離が近い坐禅会です。
聞きたいことをとっても聞きやすいです。
こちらの清法寺さんは、仏教に興味があって、
お寺とのつながりを持っていきたいというような方には絶対おすすめです。
住職とちょっとお話しして帰宅
坐禅会が終わり、
住職と少しお話しする時間が持てました。
こちらの住職、
40代前半のお若い方で、
とても気さくな方でした!
お寺内外でのイベントも色々と計画されているようです。
事前にホームページやブログを見て行ったのですが、
これまでも色々なイベントに取り組まれてきたようです。
仏教業界は年配の方が多いですが、
こういう若くてパワフルな住職がいてくださると、
若い方もお寺にご縁が持ちやすくなると思います。
今度は、神奈川にある総持寺というお寺の坐禅会に、
イベントとしてみんなで行きたいとのことでしたので、
その時は是非連れてってくださいと言っておきました。
もったいなくも、
「また来月も来てください!」
と仰っていただけたので、
来月もお邪魔することにいたします。
2019年3月の最終日曜日だと、
31日かな?
さいたま市からだと少し遠いですが、
月に一回なら通えなくもないです。
時間も夕方なので、
そらいろ瞑想ラボがある日でも行けそうです。
みなさんも機会がありましたら是非一度行ってみてくださいね。
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