一緒に考える社会問題:燃えカスに苦情で花火大会中止!

徳島県鳴門市で開催されていた
「鳴門市納涼花火大会」が
中止になるというニュースがありました。

こういうニュースは非常に
残念だなと思います。

以前、
公園で遊ぶ子供たちの声がうるさい
という1件の苦情で、
市が公園を閉鎖したというニュースがありました。

そういった出来事が増えているように感じますね。

もちろん、
苦情を言う側の人達の言い分も分かります。

自分自身が当事者になった時のことを思えば
気持ちを察するのは容易でしょう。

ただ、そのような社会の流れを続けて
本当に良いのか考えてみる必要が
あると思いませんか?

誰かの気に障るからと
物事を抑制するようになると
なにもできない、
なんの楽しみもない社会になっていきます。

例えば、今のテレビなんて
なにをしてもクレームが入るから
今やクイズ番組か旅行番組かグルメ番組
ばかりになり、
本当につまらなく感じます。

そしてそうした風潮は個人間にも
蔓延しています。

自分の気が障ると、
誰かのちょっとした失敗や
間違った行動をスマホで録画し、
SNSに上げてさらし者にします。

そんな社会だから
だれもが窮屈で退屈な社会に生きています。

そのため、
余計個人の自尊心が下がり、
フラストレーションも溜まり
感情のコントロールも難しくなり、
コミュニケーション能力も低下していき、
ますます余裕がなくなり
他人を批難する社会が出来上がり、
結果的に、人を批難しているようであって
自分自身をもがんじがらめにする社会を作り上げています。

多様性を追って、
他人の意見を尊重すると言い続けてきた結果、
他人の意見を尊重するあまり、
誰からも、なにかを行う権利がはく奪され
抑圧(してはならない義務)だけが残ることになっています。

簡単に言うと、
誰かの迷惑になるからやってはいけない(権利はく奪)
という他者の主張のおかげで結局、
誰も何もしてはならない(義務)
風潮になっているということです。

これらの根本的な原因って
なんだかわかりますか?

それは、境界線を越えて
部外者が入ってきたことです。

これは物理的な境界線ではないので、
「公園ができる前から自分の方が先に住んでいた」
というような話ではありません。

例えば、花火大会の例でいえば
クレームを言う人は、
「地域で一緒に花火大会を盛り上げよう」
「地域のために盛り上げよう」
という人ではなく
花火大会は別になくても構わないという
その地域社会で花火大会を守ってきた人たちとは
違う人達なはずです。


公園の例でいえば、
子供の声がうるさいと
クレームを入れてきた人は、
地域社会と共に子供たちを見守り、
子供たちと関わってきた人ではないはずです。

そのように、
一つの価値観を共有する共同体の中に
別な価値観を持った人が入ってくると
その共同体の価値観は壊れます。

こういうのは、
今の日本社会全体にも言えることです。

例えば、
日本では
「この国が好きだ」
「日の丸が好きだ」
というと
おかしな目で見られることがあります。

自分の国が好きだというのは、
自分の会社が好きだ、
自分の家族が好きだ、
というのと同じことなのに、
なぜか自国を大切にすると
おかしな目で見られます。

それはなぜか。

それは、
朝鮮や中国などの価値観が
知らぬ間に入ってきているからです。

結局、どのような場合であれ
一つの価値観を共有する共同体に
別な価値観を持った人が入り、
その権利を認めれば、
その共同体の価値観は崩壊します。

まぁ、それは
社会の流れだからしょうがないとしましょう。

ただし、
あらゆる共同体の垣根を無くし
外からの権利と主張を認めるようになれば
世界はもっと平坦でつまらないものになっていきます。

それだけならよいのですが、
私たち自身のこの人生に与えられた権利も
どんどんはく奪されて行くのは寂しいものだなと感じます。

例えば、
最近では、
トランスジェンダーの方が
陸上や水泳やゴルフや自転車レースなどなど
様々な女子競技で優勝をしているというニュースを
よく目にします。
しかも、2位の女子選手に圧倒的な差を付けたり
あるいは、大会記録を大幅に塗り替えたりしているそうです。

「女性」という生物学上の分類(共同体)に
身体は男性で心は女性という新しい価値観を持った人を入れたことで
生物学上の女性がその競技における権利(優勝を目指すこと)を
奪われたと言えるでしょう。

もちろんここでは、
なにが良いとも悪いとも言っていません。

私たち瞑想家は、
どんな時代、どんな社会であろうとも
しなやかに生き抜いていくのです。

どれだけの制約があろうとも、
その中で幸せを見つけていくこと、
それが瞑想的な生き方です。

こんな世界で、
あなたはどう生きていきますか?

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