こんな記事を見つけました。
『本当は学校に行きたくない…“隠れ不登校”の実態』
※ニュース記事のリンク切れです。
なんでこんなことになっているのか、
良識ある人ならわかっているはずです。
原因は明らかです。
今の社会が、
辛いもの、
痛いもの、
苦しいもの
きついもの、
嫌いなもの、
合わないもの、
心配なもの、
不安なもの、
を一切排除して、
この競争社会において、
表面だけ教育の中心に平等を掲げ、
競争もさせず、
負けることの悔しさや、
勝つことの嬉しさを学ぶ機会を奪い、
痛みを知る機会を与えず、
人を思いやる心の成長の機会を奪う。
ゲームや動画ばかりを見ているから、
想像力にかけ、
それをすればどうなるか考えることもできない。
こんな社会で、
子供が一体どうやって
健全に友達と付き合い、
成長していけるというのでしょうか。
今、○○ハラスメントという言葉が非常に増えています。
これは二つの側面から問題です。
一つは、社会はむしろ加害者側に立っているということです。
セクハラやパワハラなど行き過ぎたハラスメントは、
強制わいせつ罪や暴行罪です。
それをハラスメントという言葉で簡単にくくってしまうのは、
「その程度は許容しろ」と社会が言っているようなものです。
問題のあるハラスメントは、
ハラスメントなんていう優しい言葉で包まず、
断固「犯罪」として糾弾すべきです。
もう一つの問題は、
冒頭にあげたような自分の気持ちに合わないことを
何でもかんでもハラスメントだといって主張する被害者側の人たちです。
アルコールハラスメント、
ジェンダーハラスメント、
カラオケハラスメント、
モラルハラスメント、
挙句の果てには、
他人が麺をすする音が精神的に苦痛だとして、
ヌードルハラスメントなんてものもあります。
これ、問題はなにかというと、
対人関係すら自分でコントロールできず、
誰かに訴えてるということです。
嫌なことがあった小学生が先生に言うのと変わりません。
しかしこれをやっているのは大人です。
今の世の中は、誰に聞いても社会の価値観は多様化しているというはずです。
誰かと話をして、少し意見が食い違えば、
「まあ色々な意見があるよね」
という返答をされたことがある人がほとんどだと思います。
多くの人が、世の中の価値観が多様化していると
「知っている」きになっています。
価値観が違う人たちが多いということは、
自分の望まない人間関係があることも容易に想像つくはずです。
そうであるならば、自分の価値観を相手に対してしっかり主張しなければ伝わらないということがわかるはずです。
それなのに、自分の価値観を相手に対して直接主張するのではなく、
インターネットの世界に書き込み、
他人に同情を求める。
それはなぜか、
立場がもっと辛くなったらいやだから
嫌われるのが怖いから
仲間外れにされるのが怖いから
職場での地位が失われるのが怖いから
職場の人間関係を壊したくないから
言い争うのは大人げないから
などなど
結局、子供の時に解決策を学ぶべきことを学ばなかったため、
大人になっても自分で解決する力がないということです。
子供のために良かれと思ってしていることが、
結局一人の人間から防御と武器をはぎ取り、
戦場に送り出す結果となっているのが今の社会です。
この本質的な問題は、
私たちが生活に追われていることにあるんです。
だから何がなんでも今の職場にしがみつかなければいけない。
引っ越すわけにもいかないし、我慢するしかない。
だから理不尽な発言にも我慢しなくちゃ。
私たちはいつだって、現状の維持に必死なんです。
そして、人と違わない無難な結果になるように努力をする。
その理由は、
人間の持つ見えないものに対する恐怖心です。
だけどね、
これは大切なことなのでしっかり覚えておいてください。
頭の中以上の不安というのは現実にはありません。
つまり、見えないものに対する恐怖以上に恐れるものは何もないのです。
どんなものであれ現実は、
あなたが対処できないものはありません。
生活のために今の職場にしがみつかなければならない?
生活のためを本当に考えるなら、そんな不安定な職場は即やめて、一日でもあなたが若いうちにもっと安定した職を探すべきです。
ママ友グループに嫌われるのが心配ですか?
それなら、同じようにママ友グループに嫌気がさしている人たちを集めて、一人でも二人でもグループを作ったらどうですか? ママ友嫌いなママ友は必ずいます。
彼氏に嫌われたらフラれちゃう?
自分の言いたいことも言えない彼なら、早急に別れて、あなたが一日でも若くかわいい間に、本当に相性のあう彼氏を探したらどうですか?
そうは言っても、
簡単にはできないかもしれません。
だけど、瞑想はあなたの頭の中の恐怖心を取り除き、
本当の可能性を教えてくれます。
そして、生活に追われず、
自分の価値観を確立し、
しっかりと意見を主張できる、
そんなあなたのような大人が増えることが、
子供の教育に絶対必要です。
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