③10日目『遍路の歩き方、それぞれのこだわり』

2018年5月20日遍路日記

24番札所最御崎寺を後にする。

最御崎寺からの下りは
とても良い景色が見れる。

次の札所、
25番札所津照寺(しんしょうじ)までは6.5キロ。

約1時間半の距離だ。

下りと平坦な道のり、
気楽な移動。
だけど、今日はとっても暑い。

道端の桜の木に
サクランボがなり始めている。

津照寺に到着。

こういうさりげない階段も、
荷物が重いと辛いのだ。

津照寺でお勤めを終えたら
休むことなく次のお寺に向かう。

26番札所金剛頂寺(こんごうちょうじ)までは3.8キロ。

約1時間でつく。

お昼はその辺で買ったそうめん。

夏を感じます。

街中からところどころ海が見える。

ん、道路を歩いていると、
なにやら前から手を振って近づいてくる人が...

おお!

この人は宍喰の道の駅であった人だ!
50歳過ぎの男性の方。


この人、変わった遍路の歩き方をしています。
まず、ワゴン車で出発地1まで行きます。
そして、そこにワゴン車を停め、
そこから、
ワゴン車に積んであるバイクに乗って、
次の目的地2を目指します。
そして、今度は、
目的地2にバイクを停め、
目的地1まで反対に歩きます。
そして、目的地1でワゴン車に乗り、
目的地2まで今度はワゴン車で向かいます。

そこで、バイクを回収し、車中泊、
また翌日から同じように歩きます。

なんか、なにがしたいんだ
良くわかりませんが、
とにかく、遍路の全道中を歩いてつなぐこと、
歩く時に荷物を持ち歩かないで済むこと
(必要最低限だけ持ち、あとは車に乗せてある)、
車で泊まれることなどから、
そういった遍路をしているのだといいます。

まあ良くわからないのですが、
この方、区間ごとに逆に歩くため、
この後しょっちゅうすれ違いました(笑)

みんなそれぞれに遍路へのこだわりがあり、
遍路って面白いです。

さあ、まだまだ歩こう。

続く。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメント一覧 (2件)

コメントする

CAPTCHA


目次