2021年4月からは年間のテーマとしてNHKラジオで道元の正法眼蔵を取り上げるそうです。こちらもおすすめの番組です。
道元というのは曹洞宗という坐禅を組む仏教宗派の開祖です。この道元がこの世の中の真理というものを説いた書物が「正法眼蔵」と言われる書物です。これは世界的にも評価されてはいますが、かなり難解な書物と言われ、その本当の価値を世界はまだまだ知らないように感じます。
これは私にとっても愛蔵書で、いつ読んでも身の引き締まる思いますがします。この書物に向かう時だけは威儀を正さずにはいれないような心持がします。この正法眼蔵を学べるラジオ番組が4月11日から始まったようです。
私も聞き逃してしまっていますが、聞き逃してもネットで聞けます。
4月から月一回、一年間放送されるようです。
以下はHPからの引用です。
シリーズ「道元『正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)』をよむ」
道元「正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)」をよむ 鎌倉時代の禅僧、道元が著した「正法眼蔵」。釈尊が説いた教えの要、正法とは何かを伝えたこの大著は、当時としては珍しく日本語の仮名で書かれている。そこには、多くの人に、釈尊の教えを理解する知恵を授けたいと願った道元の思いがこもる。一方で、読破は至難の業とも言われるのが「正法眼蔵」。今回は、そのなかでも比較的理解しやすい部分を丁寧に読み、道元が伝えようとした教えの要を味わう12回シリーズ。
講師は、駒澤大学教授で仏教学者の角田泰隆さん。仏教とはあるかないかわからぬものを信仰するものではなく、この世の成り立ちの真実を説くものだと言う。「正法眼蔵」と40年にわたり格闘してきた角田さんに、道元禅師の息遣いとともに、自己を発見し大宇宙の営みの中に生かされる道を解説いただく。
これを機会に是非、「悟りとはなにか」という深いテーマを一緒に追求していっていただけたらと思います。
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