②7日目【道の駅で一泊!70歳のアベさんと野宿】23番札所薬王寺~道の駅日和佐

2018年5月17日遍路日記

前回、23番札所薬王寺へあと一歩のところまで来ました。薬王寺が徳島県最後の札所になります。今回は、薬王寺で遍路旅初のおみくじを引きます。


14時前には薬王寺に到着

今日の行程はここまで。

まだ時間は早いが、
薬王寺から次のお寺へは80キロ弱の距離がある。

全遍路の道中、
最長クラスの行程だ。

だから今日は早めに休む。

それに、この先中途半端に進んでしまっても、
寝る場所の目途がつかない。

ここ薬王寺の近くの
道の駅には泊まれそうだ
という情報を得ていた。

だからここで休む。

薬王寺境内はかなりの広さ

高台にあり、見晴も最高

一休さんの物語に出てきそうな絵

薬王寺は徳島県最後の札所。

だから、ここはひとつ、
おみくじでも引いて
前途を占おうと思う。

自慢じゃないんだけどね、わたくし、
相当おみくじ運いいです。

だいたいいつも大吉。

昔、友達と浅草の浅草寺に行って
二人でおみくじをひいたら、
友達は大凶をひいて、
僕は大吉だった。

めっちゃ落ち込んでて笑った。

節目の時には絶対に大吉がでる。
これはもう、かけてもいいくらい。

どれどれ

凶。

って、凶かよっ!

運気 わるし
願望 なりがたし

前途が不安すぎるわ。

...。

とりあえず、

ここは持ち前の前向きさで忘れよう。

うどんでも食べるかぁ。

四国といったらやっぱりうどん!
でも、
徳島はうどんじゃなくてラーメン?!
まあなんでもいっか。

金剛杖はここにね。

ちゃんと鍵をしめて。
も、引っ張れば抜ける...

さっ、今日の寝場所を確保します。

今日の寝床は
「道の駅日和佐」(みちのえき ひわさ)
ここは薬王寺の目の前にあります。

しかもなんとここ、
歩き遍路のために野宿できる
屋根付きの小屋⁉ 
を用意してくれています!

さらにここの道の駅、
足湯まであります。

Amazonで買ったテントを立てます。

小屋のテーブルやベンチは
上げられるようになっていて、
ここにテントを張れます。

テントの設営も終わり、
道の駅で夕食の買い物。

揚げせん100円。

ご当地ものも試さねば。

―18時近くになり―

「お~、お疲れ~」

僕「あっ!! アベさんっ!!」

アベさん「お~、早かったねー! 何時ころ着いたんだい?」

僕「僕のほうは14時ころには着きました! アベさんは今到着ですか? アベさんは今日どうするんですか?」

アベさん「うん、おれもここに泊まろうと思ってるんだ!」

僕「え~、本当ですか!じゃあ今日は一緒ですね!」

今日の朝、アベさんは
少しゆっくり宿を出たのだそうだ。

そのせいで道中会わなかったのだろう。

今日はアベさんも
ここ日和佐の道の駅で野宿するらしい。

一緒に近くのコンビニまで
買い出しに行ったり、
道の駅の売店に行ったり、
合流してからは行動を共にした。

アベさん「いや~、さすがに昨日は疲れたよ~。君に頑張ってついていこうと思って必死にペース上げてたから、今日は疲れすぎて朝辛かったもん」

僕「え、僕のほうがアベさんにおいてかれないように必死でついていってるつもりだったんですけど⁉ お互い負けじと張り切っていたんですね(笑)」

一度旅を共にした人は、
何だか戦友のような心持がする。

一緒にいるととても心強く感じる。

こうして目的が同じ人と、
同じ方向に向かって歩みを進められるのって、
とてもありがたいことだと思った。

さあ、また明日からに備え、
早めに休むことにしよう。

アベさんは、
固いベンチに寝袋を敷き、
そのまま朝を迎える。

こんな70代がいるのか。

僕が同じ歳になったとき、
こんな風に素敵に
歳を重ねられているだろうか。

ー。

ライトアップされた薬王寺

キーンの靴もまだまだすり減っていません。
遍路は1200キロと言われる道のりを歩くので、
通常は何足か靴買い替えるのだそうです。

この靴はどこまで頑張ってくれるかな。

1週間が経った。
まだまだ先は長い。

明日に備えて身体を休めよう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次