瞑想会の振り返り「イメージトレーニング」

今日も無事に瞑想会終了です。

土曜日でしたが、
今日もご参加いただき
ありがとうございました。

明日の日曜日の瞑想会は
ありませんのでご注意ください。

さて、今回から時には
瞑想会を振り返って、
その内容などを簡単にまとめて
記事にしてみたいと思います。

どんなことをしたのかの
備忘録のようなものです。

そうすることによって、
ご参加いただいた方の
復習のお役に立てると思いますし、
あらためて、疑問に思った点などを
整理していただけると思います。

また、ご参加いただけなかった方にも、
どんな内容の会だったのか
お知らせすることによって、
「またそれやってほしい」という
リクエストをしていただけるかなと思います。

目次

本日の瞑想会の内容

座り方

今日は初めての方のご参加があったため、
座り方を教えさせていただくところから
始めました。

足の組み方、手の位置、
顔の向け方などを簡単にご説明し、
実際に座っていただきます。

そらいろ瞑想ラボでは
正しいやり方を一応お伝えしますが、
それでなければいけないというよう
厳しいことは言いません。

基本的にはご自身の慣れた姿勢で
座っていただいて構いません。
ただできるなら心掛けてもらいたい
大切なポイントとして、
「背骨をしっかり立てる」
ということをお伝えしています。

瞑想ガイドブックでは
下記のようにお伝えしています

ーーー

姿勢のイメージとしては、大地から伸びる一本の光の柱が、尾てい骨から背骨を貫き頭のてっぺんに抜け、空高くまっすぐに伸びていく感じです。また、アゴは上げず、かつ引きすぎないように気を付けてください。身体が太陽(または月)の引力と地球の引力によって上下に引っ張られるようにまっすぐに姿勢を保ってください。

―――(瞑想ガイドブックP21「その他、姿勢のポイント」)販売終了

このポイントを押さえていれば、
椅子に座っていても
瞑想の姿勢ができます。

また、
今までお伝えしていませんでしたが、
この姿勢を基礎に立ち方を変えると、
立ち姿がとてもきれいになり、
歩き方も見違えります。

リラックス瞑想

毎回、オリエンテーションと
緊張緩和をかねて
最初に行っている瞑想です。

運動前のストレッチのようなものですが、
これを丁寧にやるのとやらないのでは
瞑想の効果が大きく変わってきます。

この時間は15分から20分くらいの間で行います。

今日は15分くらいでした。
この時間で、
おでこ、両側の頬、まぶた、唇、
あご(奥歯)、首、肩、腕、
といった順番で力を抜いていくように
ガイダンスします。

話している内容は、

「おでこに意識を向けてください。おでこの力を抜いていってください。おでこから力がどんどん抜けていきます。おでこがどんどんリラックスしていきます。」

というようなことを
適宜ガイダンスします。

特に、まぶたには力が入りやすいので、
他の部位の力を抜いてから
再度まぶたに戻って、
何度でも意識して力を抜いてもらうように
心がけています。

詳細は瞑想ガイドブックのP24に記載してあります。

慣れないうちはとても難しいのですが、
それぞれの部位に力が
入っているのかいないのかが
分かるようになってください。

意識を向けることで、
その違いが分かるようになります。

テレビを見ている時、
お風呂に入っている時、仕事中、通勤途中、
気づいたらどんな時にも
顔の力に意識を向けてみてください。

すぐに気づきを得られるはずです。

力が入っているのかいないのかに
気づきさえすれば、
力を抜くのは簡単です。

イメージトレーニング

イメージトレーニングの可能性

今回は完全にイメージトレーニングの会でした 。

瞑想会に来て
イメージトレーニングをするとは
なんとも不思議だと思ったかもしれませんが、
イメージトレーニングは瞑想の土台であり、
瞑想の恩恵を最大化するために
とっても大切なことです。

もし、精神的な成長、身体的な問題の解決、
潜在意識の活用、引き寄せ、成功、
そういったものを深く掘り下げていくなら、
その根本はすべて想像力だということに気づきます。

信じられないかもしれませんが、
想像力は過去すら変えることができます。

どう使うかはさておいても、
イメージトレーニングというのは
それだけ大きな可能性を秘めている
ということだけ知っておいてください。

各分野の一流の方たちは、
イメージトレーニングを
利用する方がものすごく多いです。

ゴルフ界の帝王ジャック・ニクラスは
ショットを打つ前に想像の中で打つそうです。

フリーダイビング(素潜り)で
100mの壁を突破したジャック・マイヨールは、
海深く潜っていくときに
自分がイルカになった想像をしていると
言っていました。

また、よくお話させていただいていますが、
世界には「記憶力」を競う大会があります。
記憶力は一つのスポーツとして認知されています。

どんなことをするのかというと、
こんな感じです。

ーーー

メモリースポーツ

「顔と名前」
ルール:15分間で暗記し、30分間で解答する。
63人分の人物の顔写真・姓・名を記憶する。
※2010年までは99人分の人物の顔写真・姓・名であった。
「スピードカード」
ルール:5分間で暗記し10分間で解答する。
シャッフルしたトランプの順番を記憶する。
※2014年より、タイムに応じて得点が加算されるようになった。
「無作為の単語」
ルール:15分間で暗記し、30分間で解答する。
10個のランダムな単語の組合せを20セット、合計200個の単語を記憶する。
※2011〜2013年までは、10個のランダムな単語の組合せを10セット、合計100個の単語であった。
「数字記憶」
ルール:5分間で暗記し、10分間で解答する。
10個のランダムな数字(0から9)の順番を20セット、合計200個の数字を記憶する。
※2010年までは250個の数字、2011〜2013年までは合計150個の数字であった。
「架空の年表」
ルール:100個の架空の出来事とそれに対応する年号を記憶する。
※2013年までは「短文記憶」が行われていたが、2014年より「架空の年表」に変更された。

(上記リンクwikiから引用)

ーーー

ここで優勝する人たちは
神業的な記憶力を発揮しますが、
その人たちが行っている方法が
イメージトレーニングそのものです。

想像力はそれだけ強力な力を持っています。

そらいろ瞑想ラボでは
本格的なイメージトレーニングも
行っています。

ご興味がありましたら是非お声掛けください。

今日のイメージトレーニングの内容

今日は、みなさんに、瞑想会の会場がある

「西部文化センター」に来るまでの道のりを
想像の中でたどっていただきました。

歩いて来るかた、
お車のかた、電車の方が
いらっしゃいましたが、
それぞれに想像の中で
もう一度通ってきた道を
たどっていただきました。

これは一から全部説明していただくわけではなく、
私の質問に答えていただく形で行います。

例えば、

想像の中で玄関を出たところから始めます。

「今日の気温はどうですか?」
「風はありますか?」
「足元を見てください。靴は何色ですか?」
「駐車場に車は何台見えますか? それは何色のどんな車ですか?」

といったことや、

「今日の電車の中の込み具合はどうですか?」
「停車駅でだれか乗り込んできましたか?」
「その人は男性ですか女性ですか?」
「電車内で大きく深呼吸をして空気を吸ってみてください。どんな気分がしますか?」

といったようなことを次々に聞いていきます。

車であれば、
車に乗り込んだ時の車内の気温、
ちょっと走って信号待ちしている時に
気温はどうなっているか、
車のオーディオから流れる曲はなにか、
信号待ちで止まっている時に
周りにいる車はどんなか、
などを聞いていきます。

そういうトレーニング方法だと聞いて、
そこまで覚えているかどうか
心配される方もいるかもしれませんが
大丈夫です。

イメージトレーニングは
思い出すのではなく創り出すものです。

想像の世界は現実と
かけ離れていても構いません。

自分が見たいもの、
見たい世界を創り出してください。

人間にはもとから
想像する力というのが備わっています。

その能力には
個人差というのはそれほどありません。

また、苦労して身につけるような
ものでもありません。

本来持っているけど使ってこなかった力を
もう一度使えるように
慣らせばいいだけです。

こういう基礎的なトレーニングを積むことで、
瞑想から最大の恩恵を受けることが
できるようになります。

今後も行っていきますので、
ご興味がある方はお声掛けください。

また、すでに体験された方は、
その方法や疑問点などについても
しっかりフォローしていきますので、
お気軽にご質問ください。

ちなみにですが、
この過去にさかのぼるイメトレを使うと、
探し物が簡単に見つかるようになります。

今度物を失くしたら、
目を閉じて呼吸を整え、
その物がなくなる前の状態までさかのぼり、
自分の行動を想像の中で再体験してみてください。

コツは、探そうとするのではなく、
さかのぼってただ詳細に
再体験しようとすることです。

慣れてくると驚くほど明確に思い出せます。

イメージトレーニングの応用

そらいろ瞑想ラボの瞑想会の内容は
大まかに3つにわけることができます。
(※2023年現在は内容も大きく変わっています。)

①リラックス瞑想20分
②集中瞑想50分
③問題解決瞑想30分

ただ、②の50分は長いので、

ここではお話をしたり、
他のトレーニングを取り入れたりと
工夫しています。

今回は①のリラックス瞑想のあと、
②の時間を使って
イメージトレーニングをしました。

そこで、③の最後の時間を使って
イメージトレーニングを
取り入れた瞑想を行いました。

想像の中の瞑想、瞑想の中の想像

まずはいつものように
瞑想の姿勢をとっていただきます。

それから、
「清原高原」という場所で録音された
自然音を用いて瞑想をしていただきました。

これは、川のせせらぎの音、
鳥のさえずりを中心にした音源です。

音に意識を向け、
自分がその高原の川のほとりで
実際に瞑想をしているところを
想像してもらいます。

川の水が跳ねる音に意識を集中し、
木々に飛んでくる鳥の数を数え、
森の中の空気を想像の中で吸い込み、
マイナスイオンたっぷりの空気を肌で感じてもらう、

そんな瞑想です。

最初は色々なことに意識が向いてしまって、
なかなか想像の世界に入っていけませんが、
回数を重ねるごとにイメージは
どんどん鮮明になっていきます。

慣れてくると本当に森林の中
の香りをかぐことができます。

そんなことが本当にできるのかと
疑問に思うかもしれませんが、
実際に瞑想会に来ていただいた方は、
少なくともその可能性を
感じてくださっていると思います。

例えば今回の瞑想会で、
ある参加者さんのイメージの中に
他の参加者さんみんなでお邪魔して、
車の助手席に乗りました。

その時、想像の中の緊張感が実際に
身体反射としてあらわれた方が
いらっしゃいました。

五感というのはそもそも、
与えられた情報・条件に対する身体の反射です。

そのことは香りや味であっても同じです。
想像によって身体的な反射を起こせるとしたら、
それは想像によってあらゆることが
できる可能性があると思いませんか?

できるかできないかはぜひご自身の体で試してみてください。

まとめ

前回と今回は
イメージトレーニング中心の瞑想会でした。

イメージトレーニングは一人一人行うため、
人数が増えるとできません。

イメトレをやりたくて
飛び込みで瞑想会に来ていただいても
必ずしも行えない場合があります。
イメトレご希望の方は事前にご一報ください。

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