2018/5/14の遍路日記
目次
死について考えること、それも遍路
遍路を歩いていると、
色々な心の状態とであう。
おおむねゆとりのある心持で歩いているけど、
時には焦ったり、
不安だったり、
恐怖だったり、
そんな感情になる。
こんな晴天の日はどうだろうか。
自殺の名所として知られる東尋坊で聞いた話。
自殺者が一番多いのは、
こんな晴天の日なんだそうだ。
意外に思った。
だけど考えてみたら、
こんな晴天だからこそ、
死の恐怖に対して勇気を持ててしまうのかな。
ちょっとセンチメンタルだけど、
死についてしっかり考えることも遍路修行の一つ。
こんな、すぐおっこっちゃいそうな橋をよく見かけた。
橋の上は風が吹き抜けて気持ちいい。炎天下だけど。。。
おお!コンビニ!!
あまりにも久しぶりに見た気がしてつい、
コンビニの写真をとってしまった。
ここは13番札所大日寺の数百メートル手前、
日和田のセブンね。
※「歩き遍路」の地図だとサンクスになってます。
13番札所「大日寺」到着
久しぶりのコンビニ飯を食べて、
大日寺までの最後の道のりを歩く。
大日寺はこじんまりしたきれいなお寺。
どこのお寺でも団体さんを見かける。
境内で少し休憩し、
団体さんの読み上げるお経に耳を傾ける。
遍路はやっぱり年齢層高めだな。
観光の一つとしてってこともあるんだろうけど、
やっぱりきっと、
それぞれに深い思いを持っているんだろうな。
神社仏閣で手を合わせる人の後姿を見るとき、
どこか人間らしい美しさを感じる。
四国遍路を訪れ、
祈りをささげる人たちの想いが
一つでも多く叶いますように。
それも僕の巡礼の祈りの一つにしよう。
そう思った。
先に進もう。
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