2018/5/15の遍路日記
18番札所「恩山寺」
20キロ近くの道のり、
とても長かった。
途中でみた温州ミカンの畑が、
四国にいることを実感させてくれた。
18番札所恩山寺へ到着。
![](https://meisou-labo.com/wp-content/uploads/2023/01/P1440125-800x601.jpg)
![](https://meisou-labo.com/wp-content/uploads/2023/01/P1440126-800x601.jpg)
途中道を間違えそうになったけど、
間違った道を数歩もいかないうちに、
地元の方に声をかけていただき、
助けてもらった。
そういうことが、
4番札所へ向かう途中にもあったことを思い出す。
これもご縁なのだろう。
とてもありがたかった。
今日はもう少し先まで進む予定のため、
恩山寺をサクッと終え、
19番札所「立江寺(たつえじ)」へ向かう。
今日最後の札所だ。
こんな何気ない道が、今となっては何だか懐かしく思う。
![](https://meisou-labo.com/wp-content/uploads/2023/01/P1440128-800x601.jpg)
![](https://meisou-labo.com/wp-content/uploads/2023/01/P1440133-800x601.jpg)
住宅がぽつぽつ見える辺りまで歩いてくると、
前のほうに立ち話をしている3人くらいの人たちが見えた。
2人は外人さんのようだ。
道路沿いのお宅の方が
お遍路さんにお接待をしているらしい。
そのお宅の方は、
あまり英語を理解していなかったが、
身振り手振りで話している。
外人さん二人はポカリスエットとお菓子を持っている。
その方からお接待を受けたのだろう。
気を遣わせるのも申し訳ないので、
挨拶だけしてサッと通ろうと思ったけど、
そのお宅の方はやっぱり声をかけてくれ、
家の中にもどり、わざわざ
冷たいポカリスエットとお菓子を持ってきてくれた。
お気遣いいただかなくても大丈夫と
お伝えしたんだけど、
ご好意を頂いたので、
素直に受け取らせてもらった。
外人さん二人は先に行くというので、
僕はそこに少し残り、
その方とお話した。
最後に、丁寧にお礼を述べて、
お別れした。
もう会うこともない通りすがりの人、
そういう人たちにこうやって親切にできるなんて、
本当に尊敬すべき人だなと思った。
そんな親切な人に自分もなりたいと持った。
この方と、こちらの家のすべての方が、
いつまでも幸せでいられるよう、
祈ってまわろうと思った。
![](https://meisou-labo.com/wp-content/uploads/2023/01/P1440134-800x601.jpg)
コメント