こんな逸話があります。
イギリスのエドワード7世が
まだ皇太子だったころの話です。
ーー
エドワード7世は
ある著名な人物を食事に招きました。
コーヒーが配られるとその招待客は、
コーヒーをカップの受け皿に
注ぎ飲み始めました。
それを見ていた他の客は、
その招待客を小声であざ笑いました。
しかし、エドワード7世は、
無言でコーヒーを受け皿に注ぎ、
その招待客と同じように
コーヒーを飲み始めました。
他の客は、
エドワード7世の対応を見て、
自分達の行いを恥じたといいます。
ーー
本当のマナーというのは、
形式を知っていることではなく、
いかに相手を思いやれるかです。
コメント