2022年1月4日再編集
新型コロナウィルスの影響を受け、先月、2020年4月7日から一部地域で緊急事態宣言が発出され、同月16日には全国に出されることになりました。
それからひと月以上が経ち、一部地域では緊急事態宣言が解除されたものの、ここ埼玉を含む首都圏近郊は解除されていません。
しかしながら、自粛疲れもあり、緊急事態宣言下の中でもだんだんと人の動きが活発になってきているように思います。
目の前に見える危機がないと、人はなかなか自分事とは思えないものですが、ここが踏ん張りどころと、気持ちを入れなおして感染防止に努めていきたいですね。
この新型コロナウィルスの影響により壊れたり変わってしまった日常を取り戻すにはこの先何年もかかりそうです。
私たちはどのようにこれからの社会と向き合い、生きていけばよいのでしょうか。瞑想的な姿勢から考えてみたいと思います。
これからの時代を生きるための心構え
変化に耐えうるものだけが生き残る
まず、この世界の真理として押さえておきたいのは「強いものが生き残る」のではなく「変化に耐え得るものが生き残る」ということです。これは生物の進化という意味だけではなく、心も同じです。
多くの人は固さを強さだと考えます。しかし、鉄のように固い物よりも、水のように柔軟なものの方がはるかに強い力を持っています。今回の新型コロナウィルスは多くの人の人生を変えてしまったと思います。その中には、たくさんの悲しい話があることでしょう。
自分の無力さや弱さを感じている方もたくさんいると思います。しかし、あなたが強いか弱いかを知るのはまだ今ではありません。ここからの変化に耐えられるかどうかです。
失敗しないことや悲しまないことや後悔しないことが強さではありません。ここから気持ちを切り替えて、変化していけるかどうかにあなたの強さがかかっています。
もし、今、上手くいかないことがあるなら、また、もう取り返しのつかない過去になってしまったことがあるなら、いくらでも悲しんでください。そして、少し落ち着いたら、その気持ちを保留にしてください。必要であればまたあとで悲しんでください。
今は、明日からの変化に備えてください。ここから何をするか。今自分が持っている知識、技術、あらゆるものをかき集めて、これから戦うための準備をしてください。
やりましょう。
なにも武器を持っていない人はいません。特別な資格も知識も技術もいりません。あなたの武器は、五体満足なその体と、生活費から捻出できるわずかなお小遣いと、小さな行動を積み重ねるための毎日の細切れの時間、そして、変化したいという熱意と、熱意を行動に変えるちょっとのアイデアだけです。
変化の準備をしましょう。
足るを知ることが最強の生き方
プロスペクト理論というものがあります。
※リンク先Wikipedia
この質問に答えてみてください。
あなたに下記のような条件を
提示されたとします。
あなたはどちらを選びますか?
質問A
①無条件で10万円もらえる。
②じゃんけんで買ったら20万円もらえる。負けたら1円ももらえない。
では、こちらはどうでしょうか?
質問B
もし、あなたに20万円の借金があったとします。それを踏まえて以下のどちらを選びますか?
①無条件で10万円免除されて、借金は残り10万円になる。
②じゃんけんで買ったら全額免除され、負けたら借金は変わらず20万円のまま。
多くの人がAでは①を選び、Bでは②を選びます。合理的に考えれば、利益を得るときに確実に10万円を得られる選択をするなら、損失を回避するときも-10万円確実に減らせる方法を選択しそうですがそうではありません。
つまり、私たちの価値観というのはものすごく主観的だということです。
失ってしまったものに対してはものすごく苦痛を感じ、得たものに対しては少ししか喜びを感じません。だから現代社会の私たちはいつまでたっても心が裕福にはなりません。社会の成熟とともに、また、年齢の経過とともに得られるものよりも失うものの方が多くなります。
もし、得られるものと失うものを基準に人生をはかっていたら、私たちは幸せになれるのでしょうか。
ここでもう一つの質問に答えてみてください。
これはあなた自身についてのことと、一般的にはどうだろうかという二つの観点から考えてみてください。
質問C
人生で一番幸せを感じる年代はいくつだと思いますか?
10.20.30.40.50.60.70.80.90代
そして、なぜそう思うのかも考えてみください。
これには決まった答えがあるわけではありません。根拠が正しければすべての意見が正解になるはずです。そして、この問題に正解できる人は、自分自身の幸せの在り方が分かるはずです。
言ってしまえば、この世に「価値があるもの」なんていうものがあるわけではありません。「感じ方」が全てです。その感じ方を自覚し、対象と感覚を切り離していきます。瞑想の世界ではこういうのを「マインドを落とす」といいます。禅の世界では色即是空です。
そのことに気付くのが瞑想です。
なにがなくても何とかなるぞという開き直りでここから進んでいきましょう。
公助から互助へ 日本人らしい生き方
これはもう少し現実的な話になりますが、今回のような騒動で怖さを感じたことがたくさんありました。その一つが「物資」です。
衛生用品の品薄はまだ完全には回復されていません。中国で生産される雑貨なども店頭では品薄状態。私の家の猫が服用する薬もヨーロッパからの材料の供給がなくなっているため生産できないと動物病院で言われました。(※代替の物を用意していただけたので大丈夫ですが)
新型コロナウィルスは生活全般に少なからず影響を与えています。ただ、幸いなことに食料などにはほとんど影響がありませんでした。
自宅でたこ焼きパーティーをしようとしたらたこ焼き粉が売っていなかったという程度のことはありましたが。
しかし、これが南海トラフや戦争などのような更なる災いであればどうなるのでしょうか。
日本の食糧需給率は37%(平成30年)です。
今回の騒動で見えた通り、緊急事態となれば各国が物資の確保に躍起になります。食糧危機になればさらに過激な争奪戦が繰り広げられるはずです。
今回、日本政府もマスクや消毒用アルコールなどの確保に手を尽くしていましたが、医療従事者など一番に必要なところが優先され、私たち一般のところにはいまだに届いていません。
国からの助けや食料や物資の供給を待っていたのでは到底生活がままならなくなります。
しかし、そんな中でも、横のつながりがあった人は幸い、マスクや消毒液の確保ができていました。
こんな混乱の中でも、会社で家族の分もマスクが買えるからと申し出てくれる人や、多めに消毒液が確保できたからと分けてくれた人、そういう人をたくさん見かけたし、そういう話をよく聞きました。
また、直接的ではなくても、マスクの販売状況や消毒液を分けてくださるような場所を紹介してくれる人もまた同じように素晴らしいですよね。
今回、そういう横のつながりで救われた人も多かったと思います。そして、それが本来の日本の風土に根差した文化であり日本人らしい人間生活の在り方です。
「個」ばかりが優先され、そういう付き合いが忌み嫌われる現代社会ですが、それは、完全に平和ボケした考え方です。喉が渇いてから井戸を掘っても間に合わないように、日ごろから人との付き合いを大切にしていくこと、それこそがこれからの時代をなんとか生きていくために必要なことです。
これはあらためて言うまでもなく、もともと当たり前に日本人がやってきて、最近忘れられかけていたことですが、ここでもう一度日本人らしさを見直して、心ある人たちとのつながりを増やしていきたいですね。
自分が所属できるコミュニティを持つ、あるいは作り上げていきましょう。もちろん、そらいろ瞑想ラボもそのコミュニティの一つです。良かったら是非参加してくださいね。
また、怖いのは物資だけではありません。
客商売をしているようなところはひどい損害を被っています。マスコミで報道される店じまいや倒産の報道はごく一部でしょう。その裏では本当に多くの人たちがお店や会社を閉めざるを得ない状況に陥っていると思います。
政府からの給付金もありますが、それで救われるところばかりではありません。また、緊急事態宣言が解除されたらすぐに通常通りの生活に戻れるということではなく、この影響はこの先数か月に及ぶでしょう。
倒産や店じまいをなんとか乗り越えたとしても、経営維持のために借金を抱える人も多いことと思います。これで夏になって台風が来て屋根が飛ばされでもしたら再起不能です。
しかしそんななかでも、周りの人のアドバイスや協力によってなんとか乗り越えられる人たちがいます。
私たちもこの自粛期間、最低限の外出で近所を歩いていると、「テイクアウト始めました」というところをたくさん見つけました。しかし、その店の前を通らない限り知りませんでした。ネットで検索しても歩いて15分圏内のつぶれかかっているおいしいお店のテイクアウトを見つけ出すことはできません。
確かに現代はネット社会ですが、ネットでつながれる人はごくわずかです。本当に大切な情報はネットでは入ってきません。地域のことはやはりその地域に住む人たちの口コミが一番です。その口コミがやがて大きな流れとなり、ネットで大きな恩恵を受けられることがあるかもしれませんが、やはり多くの人にとって本当に必要なのは地域の人との横のつながりです。
働き方が変わる!働き方改革
そして、今回の騒動で比較的被害が少なく済んでいるのは、製造業や対面を必要としない業種でした。ここ数年働き方改革ということが叫ばれてきましたが、善かれ悪かれこの新型コロナウィルスが改革を後押ししています。
在宅ワーク、在宅学習というものに取り組む人が増え、今後このやり方が定着していく業種もあるでしょう。
しかし、私は、在宅ワーク化は新型コロナウィルスが収まってもそう簡単には定着しないのではないかと思っています。確かに、社会のサービスは非対面型のものが増えてくると思います。また、そういう働き方にシフトしていく会社も増えるでしょう。
しかし、それは一部の会社であって、多くの会社はやはり、今までのように会社に出社することを会社から望まれるのではないかと思います。
というのも、日本の中小企業の割合が99.7%、大企業の割合が0.3%ともいわれています。そして、従業員数の割合は中小企業70%、大企業30%と言われています。
中小企業の経営者の平均年齢が66歳ともいわれています。
このような状況下ではやはり、このまま在宅ワークに完全に移行していけるとは思えません。
電子書籍が出てからもう何年もたちますが、やはりいまだに紙の本を選んでしまいます。
世代が完全に変わらない限り、アナログ的なものを好む傾向からはなかなか脱却できないのではないかと思います。
しかし、そこに勝機があるのも事実です。
最初にも書きましたが、変化に対応できるものだけが生き残れます。
人はその物事が良いか悪いということよりも、昨日までと変わってしまうということ自体を嫌う傾向があります。合理的に物事を見極め、この変化をチャンスととらえていきましょう。
変化に対応するために今すぐ始めるべきこと
収入の経路を増やすこと
まず、大切なことはこれです。今回の騒動で多くの人が収入面の不安を抱えたことと思います。補償のある会社にお勤めの方は幸いでした。しかし、労働日数や労働時間が減らされ、それが直接収入に影響を与えている人は、苦しい生活を強いられていることと思います。
しかし、収入を増やさなくてはいけないからと言って、明日から仕事を掛け持ちすることも、いきなり副業を始めることもできません。だけど、明日すぐに収入にならないからと言って、このまま何もしないわけにもいきません。
ではどうすればよいか、もし、本気で将来のことを考えるならまず、来月、給料収入以外で1000円稼ぐ方法を見つけ、実際に稼いでみてください。
例えば、まだやったことない人であればメルカリで物を売ってみることでも構いません。文章が書ける人なら、自分で新型コロナウィルスの情報でもまとめて周りの人に100円で売ってみてもいいですね。noteというインターネットサービスなら、自分で書いた文章を売ることができます。
自分で作ったアクセサリーを売ったり、自分が持っている資格を活かして知識を人に教えてみるのもいいですね。
それが継続して事業になるかどうかは考えなくて構いません。とにかく、来月一か月で1000円、通常の収入以外の方法でお金を稼ぎだしてみてください。そして、それができたら3か月継続して月1000円稼いでみてください。
まずすべきことは、お金は会社からもらうという価値観を徹底的に壊すことです。
なにをすべきかの議論はその後です。
アイデアに行き詰ったらいつでもご相談ください。
情報の取り扱いを日ごろから徹底する
最近の新聞やテレビの報道は嘘ばかりです。これは冗談ではなく、新聞やマスコミは故意に嘘をつきます。
欧州帰りの医師、facebookで吐露。テレ朝グッドモーニングで「大規模検査は現場として不必要とのコメントは完全カットされ PCR検査を増やすべきだ!というメッセージとして私の映像が編集され放送された」 https://t.co/GLQie1HS8a.
— ツイッター速報 (@tsuisoku) May 7, 2020
フェイクニュース。
朝からフェイクニュースだと伝えているのに、夜のニュースでも平気で流す。先方にも失礼だ。 https://t.co/qM1U0JWlmt— 河野太郎 (@konotarogomame) May 7, 2020
「もう~、いい~加減にしなさいよ。本当に💢…」
同じ、12.1%なのに、グラフの大きさが3倍くらい違うじゃないか!💢テレビ局としては非常事態宣言が1年になったら一気に政権を叩きたいんでしょ?願望は解るけどウソはダメだぞ!三浦瑠璃さん指摘しましたか?何のために出演しているの? pic.twitter.com/ubWfJM8DeG— KakikoSHOP (@shop_kakiko) May 5, 2020
こういう嘘が毎日のように報道されています。マスコミは常に印象操作のために誤った情報を流して視聴者をミスリードしています。また、こういうことはマスコミだけではありません。
新型コロナウィルス関連のデマメールというのもありました。
こういうのは誰かを守ろうとする思いやりが深いほど他の人に回してしまいますが、こういう緊急事態こそ「情報源の正しさ」を厳格に吟味しなければなりません。
情報というのは内容はもちろん大切ですが、それを誰がどう伝えるかということもとても大切です。
これからもこういう緊急事態では様々な情報が錯綜するはずです。その時に振り回されることがないように、また、人を巻き込まないようにするためにも徹底して情報を吟味していきましょう。
「普通」に生きられる時代は終わったことを認識する
これまでの平和な時代は終わりました。ここからは、自分の身を護るためにいかに準備できるか時間との勝負です。
自然の驚異は人間がそれを想定して作ったインフラを簡単に超えてきています。大雨は下水処理能力の限界値に迫り、河川の想定洪水水域も今にも超えそうになっています。日本ではあまり考えられなかった竜巻が近年では頻発しています。南海トラフ地震は黒ひげ危機一髪状態です。津波から都市部を守る手立てはなく、富士山が大噴火すれば御殿場は消え去ります。私たちにできるのは、怖いからそれらを話題にしないということだけです。
日本の固有の領土である竹島は韓国が占領。尖閣諸島は中国が公船を持って日本の漁船を追い出す事態。中国は「尖閣のみならず、沖縄も日本の領土でない」と以前から主張しており、沖縄の所有権を主張する算段が確実に進んでいます。北海道は、静岡県とほぼ同じ面積の土地が中国人によって買い占められています。
国防に重要な土地が奪われ、水資源が豊富な土地が外国人によって買い占められています。水道民営化という話もありますが、今後の気候変動によって資源が必要になったとき、日本の大切な資源は日本国民には届かないでしょう。
そして、これからの世界は、急激な気候変動やそれに伴うあらゆる災害による資源不足のために、戦争へと突入していくでしょう。私たちは、「平和」というものにごまかされて、国防というものを完全に忘れてきました。国防は戦争ではありません。国を守ることであり、それは家族を守ることであり自分を守ることです。
最悪の事態を想定し、あらゆる手を尽くして家族を守り、自分を守る準備をしましょう。
横のつながりを増やし、大きなお金を貯め、体力をつけ健康であり、あれがないといやこれがないといやというつまらないこだわりを捨て、ささやかな日常の命の中に幸せを探し出せるようにしましょう。
瞑想的に生きるということは、こんな誰も見たことのない未曽有の時代をしっかり目を開いて見て、楽しむことです。
大きな目で見れば、星一つ吹っ飛ぶのもこの宇宙のあたりまえの営みです。
自分でなすべきことをし終わったら、あとは天命に任せましょう。
大切な人との別れを意識しながら生きる
死はとても瞑想的です。また、死に直面して役に立たないものは瞑想ではありません。瞑想は死を扱います。瞑想は人生の死というハイライトを目を見開いて楽しむことです。それは、悲しみがないということではありません。
名僧良寛さんが病気で床に臥している時、看病してくれた貞心尼という40歳も年の離れた恋心を通わす女性がいました。
貞心尼という方もとても立派は曹洞宗の修行者でした。
ある時、良寛さんの死期が近づいているのを悟り、貞心尼 はこんな歌を詠みました。
「生き死にの 境はなれて住む身にも さらぬ別れのあるぞ悲しき」
(修業を積んで生死への執着を捨てたつもりでおりましたが、やはりあなたとのお別れは悲しくてたまりません。)
それに良寛さんは歌で返します。
「裏を見せ 表を見せて 散る紅葉」
この一句にはたくさんの想いが含まれていたでしょう。
人の一生は紅葉の葉が枝から落ちていく一瞬のようなもので、裏を見せながら表を見せながら落ちていく、しかし、そこにはなんに不足もない。悲しむ必要はないし、また、悲しまない必要もない。ただそれで完全円満な仏様の姿なんだよ。そういうことを伝えたかったんだろうと思います。
新型コロナウィルスに感染して亡くなる方は、感染から死亡までの時間が非常に短いのが特徴です。昨日まで一緒にいた人が、入院し、面会にも行けないと思っていたら、そのまま亡くなってしまったという状況がたくさん起こっています。
もちろんそれは新型コロナウィルスだけのことではありません。交通事故、事件、病気、災害、様々な原因で急に別れなければならなくなることがあるかもしれません。
しかし、いずれにしてもやがて、別れは来ます。
今日、隣にいる人と一緒に朝食を食べられるのはあと何回でしょうか。
離れていたとしても、元気にしているという安心感を感じていられる日はあとどれくらいあるでしょうか。
それはきっと、あと100年残っていたとしても、終わる時には足りないと思うはずです。
どうしたって別れの悲しみを消すことはできません。
でも、心の中ではいつお別れが来てもいいように準備しておきましょう。
そして、その悲しみの分だけ相手に優しくしてあげましょう。
いつでも死ぬ覚悟をしておくこと
そして、お別れは自分自身にも当然やってきます。この世を去るのは相手ではなく自分かもしれません。必ずその時はやってきます。どうせこの世はこの身体一つ借りて住んでいるだけなんだと思い、与えられたもの、今あるものを使ってなにができるか挑戦してみましょう。
今現実の死が近づいている人は恐怖と絶望感に打ちひしがれているかもしれません。そんな時はとにかく試してみてもらいたいことがあります。それは、天気の良い日に陽のあたる公園のベンチに座り、目を閉じて心を見つめてみてください。そして、落ち着いたら死についてその場で考えてみてください。
今もしまだ死ぬ予定がない方は考えてみてください。
あなたはなぜ生きてるんですか? 生きててどうするんですか?
答えがわからなくても構いません。その答えは自分で作り出すものです。
未だに社会は子供のころから考え、大人になってもこのことに明確な答えを出せないでいます。しかし、答えは簡単です。
生きる意味と目的は自分で決めることだ、ということです。
生きる意味や目的が知りたいなんて言うのは単なるエゴです。
自分が自分を認められないから人から自分の価値を与えられたいだけです。
だから、自分のアイデンティティが確立しない若い時代にこの質問が起こりやすくなります。また、物事が上手くいかず、自尊心が傷ついている時にこそこういう質問をしたくなります。
だから、あなた自身があなた自身で自信をもって自分の生きる意味を宣言してください。そして生きる意味を決めたら、なにをすべきか考えてみてください。そうすればあなたの生きる意味と使命がおのずと決まります。
そしてそう考えられる人は、それが星で読む天に与えられた生きる意味と使命に合致しているものです。
もし、自分の生きる意味や使命がどうしても決められず、道を示してもらいたいということでしたら虹のたもとの西洋占星術を試してみてくださいね。
最後に ~ ワクワクして過ごすこと
今回はとても重たい内容の話が多くなってしまいました。しかし、こんな時だからあえてそういった話も必要かと思います。なにもないときに平穏に生きることは誰でもできますが、なにかある時にも平穏な心持ちでいることは心の器の大きい人でないとできません。
楽しいものだけを見て楽しく過ごすのは簡単です。しかし、楽しくないものにもしっかりと目を向け、それでも心は楽しめるようにする。それが瞑想的な生き方です。
ここからワクワクできることを探していきましょう。
今、ある意味では多くの人が同じスタートラインに立たされます。今まで一歩踏み出せずにいた人にはチャンスです。ここからチャレンジするんです。
そらいろ瞑想ラボも一つのコミュニティです。ここに集まる人たちを全力で応援します。
なにかあれば瞑想会に来てください。休止期間はありますが遠からず必ず再開します。
たくさんの人が集まってくださることを楽しみにしています。
困ったことがあればいつでも相談してくださいね!
コメント