瞑想のメリット一覧!獲得できる69個の能力&効果が出るまでの期間

瞑想をすることによってどのようなメリットがあり、どのような能力が獲得できるのでしょうか。今回は瞑想で獲得できる5つの基本的な能力と、さらに具体的な69個の能力を説明していきます。合わせて瞑想の効果が現れる期間も簡単にお伝えしていきます。最後には中村天風が考える人間に必要な6つの能力もご紹介します。

目次

瞑想で獲得できる能力69個

瞑想で獲得できる能力は大きく5つに分けることができます。「心と身体のリラックス」「忍耐力」「観察力」「想像力」「意志力」です。以下ではそれぞれについて獲得できる能力をさらに細かく見ていきます。

※能力と効果という部分を一緒に書いている部分もありますが、「その効果を発揮するための能力」としてご理解いただけると幸いです。

【心と身体のリラックス】

心と身体をリラックスさせる瞑想は、ここでは「リラックス瞑想」と呼びます。また、マインドフルネスなどの瞑想で得られる効果の中心もここに当てはまります。

身体の緊張感が解ける

瞑想は心と身体の緊張を解くことがもっとも得意な分野です。これは誰でもすぐに実感できる効果です。

≪効果の現れる時期≫
瞑想開始直後から

心の緊張感が解ける

身体の緊張が解けることによって心の緊張も自然と解けていきます。自律神経系の不調によく効果を発揮するのはこの辺の効果が大きいところです。

≪効果の現れる時期≫
瞑想開始直後から

免疫力が上がる

瞑想は呼吸と深く連動しています。瞑想で指導される正しい呼吸をすることによって、腸のあたりにある免疫系の神経叢が刺激され、免疫力アップにつながると言われています。瞑想で免疫がアップすることはその他にも理由があり、科学的な文献の中にもその効果を取り上げるものもあります。

≪効果の現れる時期≫
瞑想開始直後から

脂肪燃焼効率が上がる

こちらも呼吸の効果という部分もありますが、瞑想によって自律神経や迷走神経というものを整えていくことによって身体の機能が高まったり、ストレスを感じることで出されるホルモン「コルチゾール」(太りやすくなると言われるホルモン)を抑制することによって、太りづらい体質にできることなどが理由として挙げられます。

≪効果の現れる時期≫
瞑想開始直後から

内臓が活性化する

瞑想は自律神経のバランスをとるのに最高の技法です。自律神経には交感神経と副交感神経というものがあり、その相反する働きをする二つの神経をバランスよく保つことで心身が健康を保ちます。瞑想は心身をリラックスさせることによって副交感神経を特に優位にさせると言われています。副交感神経が優位になると、内臓の働きが高まります。

≪効果の現れる時期≫
瞑想開始直後から

血圧を下げる

上記で取り上げた「交感神経」と「副交感神経」ですが、交感神経が優位の時は心臓が活発に働き、他の臓器は機能が下がります。交感神経というのはいわば、「緊急事態」に対応する働きをします。例えば、火事場の馬鹿力や、一心不乱で暑さ寒さも忘れてしまうというような状態はこの交感神経が優位に働いている時です。

逆に、副交感神経が優位に働いている時は、心臓の働きは抑えられ、他の臓器が活発に働きだします。瞑想は副交感神経を特に優位にすると書きましたが、副交感神経を優位にすることで、心臓が穏やかに働き、血圧を下げる効果が期待できます。

≪効果の現れる時期≫
瞑想開始直後から

ストレスの解消

こちらは瞑想の効果としてもっともよく知られている効果です。心身をリラックスさせ、身体の内側から改善することで、身体からも心からも、そして、脳内ホルモンのレベルでもストレスを解消していくことができます。

≪効果の現れる時期≫
瞑想開始直後から

気分の改善

例えば、温泉に行く、自然の中に行く、滝を見に行くなどの「気分転換」がストレスを発散させ、気分の改善ができるように、瞑想でリラックスすることによって落ち込んでいたり、不安だったり、悲しみだったりする気分を改善していくことができます。

≪効果の現れる時期≫
瞑想開始直後から

心の扉を開く

例えば、身体や心が緊張状態にある人が心を開いている所を見たことがある人はいないと思います。怒っている人に趣味を聞いても答えてくれないと思いますし、緊張している人に親しく話しかけてもそっけなく返されてしまいます。逆に、心も身体も完全にリラックスしていると、心の扉というのは自然と開いていきます。

≪効果の現れる時期≫
瞑想開始直後から

煩わしい思考が停止する

瞑想は基本的に目を閉じて無言で座ります。そうすると、新しい材料(目に見えるものや音など)が入ってきません。新しい材料が入ってこないので、頭のなかであれこれ考えることになりますが、自分を悩ませる問題や悩みに思いを巡らせ続けても、やがては枯れていきます。これには少しコツがいりますが、瞑想の中で正しい頭の中の観察の方法を身につけると、頭の中の煩わしい思考が停止していきます。

≪効果の現れる時期≫
瞑想を開始して初めの頃は、逆に頭の中にあれこれと思いが浮かんでくるはずです。しかし、その先まで続けてみて下さい。集中して取り組めばおおよそ3週間ほどで効果を感じてきます。

※特別なガイダンスに従って瞑想を実践すれば一度で効果を感じて頂くことは可能です。

過去の出来事を乗り越える

過去の嫌な出来事の記憶や感覚というのは、その出来事に的確に意識をフォーカスして再考しなおしていくと消し去ることができます。これは認知行動療法など精神医学で行っているような技法を自分で行えるということです。こちらもちょっとコツがいるので、今日始めて明日には過去の出来事を乗り越えられるということはありません。しかし、瞑想を数週間、数か月続けていけば必ず乗る超えていくことができます。

≪効果の現れる時期≫
適切に瞑想を行っていくことで1か月~3か月でその効果を体感できます。

※こちらも、潜在意識を書き換える特別な瞑想を行っていけば一人で行う数倍の速さで効果を出すことができます。

気力が上がる

無気力の原因はいくつかありますが、一般的な原因は「疲れ」です。例えば、朝10時に仕事をするのと夜10時に仕事をするのではやる気が違うはずです。(もちろん、夜勤の方は別です)

やはり、疲れている時は物事を行う気力が下がるものです。瞑想は心身の疲れを回復させます。そのために、気力が上がっていきます。また、頭の中が整理されることによって物事や問題に取り組む気力が湧き上がってくるということもあります。

≪効果の現れる時期≫
瞑想開始直後から

忍耐力、観察力、想像力、意志力を最大限に発揮する

ここまで見てきた「心と身体のリラックス」の効果により、この後にみていく「忍耐力」「観察力」「想像力」「意志力」を最大限に発揮することができるようになります。自分自身の能力を向上させ、心や現実の問題を取り除くためには心と身体を完全にリラックスさせる必要があります。

心と身体のリラックスだけでも人生にもたらしてくれる恩恵は絶大ですが、そこからさらに様々な能力を獲得していくことができるようになります。

【忍耐力】

忍耐力は精神的な全ての能力の土台になります。ただし、リラックスするだけの瞑想では「忍耐力」の向上はあまり見込めません。忍耐力に関する能力を向上させていくためには「集中」する瞑想の技法を行っていくことが大切になります。

また、忍耐力というのは心の筋力です。瞑想は忍耐力を向上させるための心の筋トレのようなものです。そのため、実感を得るのには上記の「心と身体のリラックス」よりも時間がかかります。しかし、日々の5分、10分の瞑想の積み重ねは確実にこれらの能力を向上させてくれます。

集中力が上がる

耐えることによって集中力が向上していきます。

≪効果の現れる時期≫
早ければ2週間程度で実感として集中力の向上を感じられるようになってくるはずです。

記憶力が上がる

集中力が向上することによって記憶力が向上します。

≪効果の現れる時期≫
自分の記憶力が上がっているかどうかはふとした時になにかのきっかけで気づくものです。感覚の鋭い人であれば3週間程度、普通の人でも2か月程度で記憶力の向上を感じていけるはずです。

継続力が上がる

集中力が上がることによって継続する力が上がっていきます。

≪効果の現れる時期≫
3か月程度

問題解決能力が上がる

集中力をもって、継続して取り組むことができれば、どのような問題でも解決していくことができるようになります。この後に紹介する様々な能力、特に知力の向上によって直接的に問題解決能力が上がるということもありますが、忍耐力の向上によって、問題に取り組む基礎能力が底上げされます。

≪効果の現れる時期≫
3か月程度

達成力が上がる

継続力が上がっていくことで、おのずと達成力も上がっていきます。

≪効果の現れる時期≫
3か月程度

読解力が上がる

読解力のなさの原因は知識不足などいくつかありますが、大きな要因の一つとして「集中力のなさ」があげられます。集中力を向上させることによって読解力も向上していきます。

≪効果の現れる時期≫
3か月程度

受容力が上がる

忍耐力があがれば「耐える」ことができるようになります。耐える能力が向上すれば人を受け入れる許容量が増し、受容力が向上していきます。また、ストレス耐性というのは忍耐力による部分もあります。忍耐力を向上させ、ストレス耐性を高めるということは、人はもちろん、物事や環境に対する受容力も向上していくことになります。

≪効果の現れる時期≫
3か月~半年程度

社交性が上がる

人や環境に対する受容力が上がれば人付き合いの幅が広がっていきます。人を受け入れることができるようになれば人から好かれるようになります。そのため、社交性が向上していきます。

≪効果の現れる時期≫
3か月~半年程度

生産能力が上がる

集中力が上がり、一つの物事に取り組むことができるようになると生産能力が高まります。

≪効果の現れる時期≫
3か月を過ぎてから実感

精神力が髙まる

忍耐力は精神の土台です。忍耐力を高めていくことで、精神力がぐんと高まります。

≪効果の現れる時期≫
実際に効果が現れるのは1か月~3か月です。しかし、「精神力が高まったな」と自分で実感を持てるのは1年くらい経ってからかもしれません。これは例えば、毎日子供の成長を見ていると、その変化に気づかなくても、1年前と比べると10cmも身長が伸びていたりするのと同じです。毎日見ているものは変化の実感が得難いのですが、能力は確実に向上していきます。

成長の原動力が上がる

成長のためには努力が必要になります。その努力の要素は忍耐や集中力です。瞑想によって忍耐力を養えば成長の速度がどんどん速まっていきます。

≪効果の現れる時期≫
こちらも「精神力が高まる」のところで説明したのと同様、その効果自体は1か月~3か月で現れますが、実感として得られるのは少し先になるかもしれません。

耐久力が上がる

忍耐力が上がることによって物事に耐える能力が高まっていきます。

≪効果の現れる時期≫
3か月~半年程度

胆力が強くなる

忍耐力の向上によって精神的な葛藤、例えば恐怖心や心配、悲しみなどに対する耐久力が上がると、胆力の強さとなって現れてきます。

≪効果の現れる時期≫
半年から1年

適応能力が高くなる

物事を受け入れる能力が高まり、耐える能力が高まれば、あらゆる場所で生存できる適応能力が高くなります。

≪効果の現れる時期≫
半年から1年

【観察力】

観察力が高まることで、精神的な緻密な能力が飛躍していきます。この観察力を向上させることによってトラウマを解消させたり、不安や悲しみといった感情を消し去ることも可能になってきます。また、社会生活に必要不可欠な様々な能力の向上にもつながってきます。

分析力が上がる

観察力が高まることで物事の関連性に気づき、分析力が高まっていきます。

≪効果の現れる時期≫
3か月~

気づきが増える

観察力が高まれば、今まで無意識に見過ごしてきていた様々なことに気づくことができるようになります。

≪効果の現れる時期≫
1か月~

本当の自分を知る

瞑想で観察するのは目に見えるものや耳に聞こえるものばかりではありません。心の内側も観察していきます。その中で、今まで気づかなかった本当の自分自身が見えてくるようになります。

≪効果の現れる時期≫
3か月~

恋愛力が上がる

例えば、相手の髪形やこだわりの腕時計やアクセサリー、洋服などに気づくことができるようになれば好きな相手を喜ばせることができます。相手の変化に気づくことができる能力は恋愛力を高めてくれます。

≪効果の現れる時期≫
3か月~

対人関係能力が上がる

例えば、相手がなにを欲しがっているのかが分かれば良いプレゼントをすることができ、相手を喜ばせることができます。観察力が上がれば、相手の求めていることがわかるようになり、相手を喜ばせることができるようになります。そのため対人関係能力が向上していきます。

≪効果の現れる時期≫
3か月~

問題改善能力が上がる

観察力が上がれば、問題の原因の的確な特定ができるようになり、問題改善能力が高まります。

≪効果の現れる時期≫
3か月~

推理力が上がる

推理小説やドラマ、漫画などを見ていてもわかるように、推理力は高い観察力から生まれます。観察力が上がることによって推理能力が高まっていきます。

≪効果の現れる時期≫
3か月~

感受性が豊かになる

観察力が高まるということは、物事の変化やそれぞれの個性(特徴)に敏感になるということです。変化や個性に敏感になるということは感受性が高くなるということです。観察をすることによって感受性がどんどん豊かになっていきます。

≪効果の現れる時期≫
3か月~

慎重さが増す

観察力が高まるということは、それだけ様々な可能性を発見できるようになるということです。様々な可能性を発見できるようになれば、様々な仮説を立てることができるようになります。そのため、慎重さも増していきます。

≪効果の現れる時期≫
3か月~

理解力が上がる

観察力が高まれば、物事の起こりの関連性に気づくことができ、理解力が高まっていきます。

≪効果の現れる時期≫
3か月~

応用力が上がる

観察力が高まり、物事の起こりの関連性に気づき、物事への理解力が高まれば、それを様々に応用していくことができるようになります。そのため、応用力が高まっていきます。

≪効果の現れる時期≫
3か月~

創作力が上がる

科学や文明の発展がいつもそうであったように、応用力から創造力が生まれてきます。

≪効果の現れる時期≫
3か月~

察知能力が上がる

例えば、機械の異音に事前に気づいていれば故障を事前に察知することができます。観察能力が高まれば、次に起こる出来事への察知能力が高まります。

≪効果の現れる時期≫
3か月~

注意力が上がる

例えば、車の運転中にしっかり観察していれば歩行者などを巻き込まず安全に運転できるように、観察力が高まれば様々な危険を事前に察知できるようになり、注意力が上がっていきます。

≪効果の現れる時期≫
1か月~

【想像力】

想像力は「創造」の土台です。例えば、バスケットボールの練習において、実際にボールを使ってシュート練習をする人と、想像の中だけでシュート練習をする人の上達度を比較した結果、どちらも同じように効果が得られたという話もあります。想像力は現実のスキルを向上させる力があります。また、それだけではなく、想像力を鍛えることによって成功や目標の達成など、理想的な人生を創造する力も身につきます。さらに、スピリチュアル的な能力、霊能力、直観力といった能力の開花にも想像力の向上は必要不可欠です。

この能力は一般的なリラックスをする瞑想やマインドフルネスでは鍛えられない能力です。成功や引き寄せのための瞑想、スピリチュアル系の瞑想、密教系の瞑想などによって向上させていくことができる能力です。

思考力が上がる

思考力は言語的な能力とイメージ能力(想像力)によって構築されています。想像力を鍛えることによって思考力は確実に高まっていきます。

≪効果の現れる時期≫
3か月程度

創造力が上がる

ディズニーランドも飛行機も電球も、すべては想像から生まれました。想像する能力は創造する能力を高めます。

≪効果の現れる時期≫
3か月程度

洞察力が上がる

洞察力とは観察した物事に思考の解釈を加えていくことです。つまり、観察力で観察した物事に想像を加えていくことで、洞察力が高まっていきます。

≪効果の現れる時期≫
3か月程度

発想力が上がる

観察したものと想像を組み合わせる能力(洞察力)が高まれば、新しいアイデアを生み出す発想力が高まります。

≪効果の現れる時期≫
1か月~
※もともと他の能力が優れている方は、瞑想をした直後から新しいアイデアが生まれてくることがよくあります。

企画力が上がる

発想力が上がり、それを表に出せば、そのまま企画力となります。

≪効果の現れる時期≫
1か月~

共感力が上がる

人の人生や、生きてきた背景に思いを向け想像することができれば、その人に対する共感力は上がります。想像することによって多様性を受け入れられるようになり、人や物事に対する共感力が上がっていきます。

≪効果の現れる時期≫
3か月程度

コミュニケーション能力が上がる

共感力が上がれば人に寄り添うことができるようになり、コミュニケーション能力が高まります。

≪効果の現れる時期≫
3か月程度

直感的能力が上がる

想像力は霊的な能力の呼び水です。想像力を向上させることによって信じられないような直観力が身につきます。

≪効果の現れる時期≫
3か月程度

論理力が上がる

想像力が高まれば共感力が上がると書きましたが、それはつまり、様々な可能性を考えることができるということです。様々な可能性を考えることができれば、一つの意見に問わられることなく、肯定的な意見、反対意見に目を向けることができ、より論理的な思考が身についていきます。

≪効果の現れる時期≫
3か月程度

向上心が上がる

想像力は心の状態を直接的に作り上げることができます。例えば、モチベーションをあげたい、リラックスしたい、楽しい気分になりたいなど、想像によってそういった気分を作り出すことが可能です。想像力を高めれば、目標達成のための向上心を養うことが可能です。

≪効果の現れる時期≫
1か月程度

独創力が上がる

想像には制約がありません。自分自身の心の壁を乗り越え制約を外せば、自分だけの世界を想像することが可能です。そして、その想像した世界を人に伝え、あるいは形にしたとき、独創的なものが生まれます。想像力は独創力を高めてくれます。

≪効果の現れる時期≫
1か月程度

演技力が上がる

想像力は共感力を高めるので、自分自身がそのものになり切ることができるようになります。そのため、演技力が向上します。

≪効果の現れる時期≫
3か月程度

会話力が上がる

想像力が高まれば、一つの話しから様々な話へと花を咲かせることができるようになります。想像力が高い人は総じて会話が途切れない人が多いです。

≪効果の現れる時期≫
3か月程度

【意志力】

心と身体をリラックスさせ、忍耐という精神的な土台を作り、観察によって物事を自分の内に取り込み、想像によって未来への期待(ワクワク感)を手に入れたら、達成への強い意志力が身についていきます。

判断力が上がる

意志力によって一つの軸を持つことで、判断基準が明確になります。判断基準が明確になると、物事の判断能力が高まります。

≪効果の現れる時期≫
3か月程度

決断力が上がる

判断力が上がり、判断を的確に行えると、決断力が高まります。

≪効果の現れる時期≫
3か月程度

行動力が上がる

正しい判断の元、決断力が高まると、あとは行動するしかなくなります。そのために行動力が上がります。

≪効果の現れる時期≫
1か月程度

実践力が上がる

自分の判断に自信が持てると、実践で試してみようという気持ちが高まります。そのため実践力が上がります。

≪効果の現れる時期≫
1か月程度

実行力が上がる

決断力が上がれば、「よし、やろう」という実行力が高まります。

≪効果の現れる時期≫
1か月程度

活動力が上がる

判断力が上がり、決断力が上がれば、迷いがなくなります。そのため、活動する活力が高まります。

≪効果の現れる時期≫
1か月程度

発言力が上がる

自分の判断に自信を持ち、決断をできる人の発言は信頼されます。そのため発言力が向上します。

≪効果の現れる時期≫
3か月程度

ブレない心が身につく

判断力、決断力が身につけば、自分自身に自信が持てるようになり、心がブレないようになります。

≪効果の現れる時期≫
3か月程度

情報収集力が上がる

行動することによって様々な情報を得られるようになります。

≪効果の現れる時期≫
3か月程度

学習力が上がる

判断力、決断力、実践力を向上させ、情報収集力を向上させれば、おのずと学習力も高まっていきます。

≪効果の現れる時期≫
3か月程度

指導力が上がる

自分の判断に自信が持て、自らが率先して行動、実践、実行できるようになると、それがそのまま指導力となります。

≪効果の現れる時期≫
6か月程度

信頼感が上がる

自分の判断に自信を持ち、自分自身を軸にする強さがあり、自ら実践できる有言実行の人であれば信頼感が上がります。

≪効果の現れる時期≫
6か月程度

自立心が育まれる

自分自身の判断で物事を進めていくことができるようになると、より自立心が高まっていきます。

≪効果の現れる時期≫
3か月程度

求心力が上がる

判断基準が明確で、意志力が強く、行動力、実践力があり、自分を拠り所とできれば、人間的な魅力が上がります。そのため、人の心をつかむ「求心力」も高まります。

≪効果の現れる時期≫
6か月程度

中村天風の考える「人生に必要な6つの生命の力」

最後に、中村天風という偉人が考える人生に必要な6つの生命の力をご紹介します。

体力
胆力
精力
能力
判断力
断行力

これらの中で唯一、瞑想によって直接的には向上させることのできないものは「体力」だけですね。「能力」というのは抽象的ですが、これまで見てきた通り、瞑想によって様々な能力を獲得することができるので瞑想をしておけば間違いのないところだと思います。

瞑想をしているだけでは体力はつきませんが、体力をつけようと運動をしたり、いつも以上に外に出ようとする意欲を向上させるという意味では、瞑想も体力向上に間接的に役に立つはずです。

どんな瞑想の技法を行うかで獲得できる能力が変わる!

ここまで見てきたように、瞑想は人間の様々な能力を向上させるのにとても役立ちます。

どのような瞑想方法であってもここで挙げたすべての能力を向上させることは可能ですが、特定の能力を特に向上させようと思ったらやはり、その能力を向上させるのにピッタリの瞑想技法を選んでいかなければなりません。

次回は、瞑想の技法の種類をご紹介していきたいと思います。

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