千葉ヴィパッサナー瞑想10日間!最新体験談

2021年11月に千葉ダンマーディッチャのヴィパッサナー瞑想合宿10日間に行ってきたので、体験談をお話していきます。この記事では合宿の信頼性や安全性、料金の本当のところ、センターへのアクセス方法や合宿の日程や一日のタイムスケジュールなどもお伝えしていきます。これからヴィパッサナー瞑想合宿に行ってみたいと思っている方のご参考になれば幸いです。

目次

ヴィパッサナー瞑想とはなにか

そもそも、ヴィパッサナー瞑想とはなんでしょうか。

ヴィパッサナー瞑想とは、仏教の開祖であるお釈迦様が、私たちの人生の苦しみを取り除くための方法として世の中に伝えた技術(瞑想法)です。

これは身体や呼吸や心の状態などを観察していく瞑想法であり、苦しみを取り除く唯一の方法だと言われています。マインドフルネスという瞑想も、このヴィパッサナー瞑想の一側面だけを取り上げたものです。

・ヴィパッサナー瞑想とは、お釈迦様以来2500年受け継がれてきた心と身体の苦しみを取り除く実践の方法

ヴィパッサナー瞑想協会について

今回紹介する千葉のヴィパッサナー瞑想合宿10日間を行っているのは「日本ヴィパッサナー協会」という団体です。この団体はお釈迦様以来の伝統的な瞑想方法を世界中に広めるために活動しています。この協会はたしか世界中に100以上あったと思います。そして、全てのセンターで同じカリキュラムを行っているようです。

実際に調べたことはありませんが、海外で受けた人を何人か知っていますし、著名な人もこの協会の合宿を受けたという人がたくさんいますので、協会の信頼度は高いです。

ちなみに、日本には千葉と京都の2つのセンターがあります。

日本ヴィパッサナー協会はSNゴエンカ氏がその師であるサヤジ・ウ・バ・キンの志を受け継ぎ創設し、瞑想指導を行っているものです。SNゴエンカ氏は2013年9月29日に亡くなっていますが、その指導はすべて録音(あるいは録画)され、それに基づき今も当時のままのコースの指導が行われています。

ヴィパッサナー瞑想協会の安全性、信頼度について

10日間のヴィパッサナー瞑想合宿瞑想について初めて調べる方は、「怪しいところじゃないかな」とその信頼性に悩むのではないかと思います。

しかし、それはまったく不要の心配です。ここは宗教的な勧誘もなければ、金銭的な要求も一切ありません。本当に純粋に世界中に伝統的な瞑想を広めることを使命としている団体に見えます。

また、仮に自分がキリスト教やイスラム教など、どのような宗教に属していたとしても、ここでは関係ありません。さらには、仏教のことが好きでなくたって問題ありません。

ここはただ、瞑想という心の苦しみを取り除く実践の技法を教えてくれる場所です。

料金について

料金は完全に無料です。

合宿の最後には、「寄付」をすることを案内されますが、それすらも完全に任意です。

他の人がいくら払ったかを知ることはありませんし、また、自分がいくら払ったのかも他の人に知られることもありません。つまり、払わなくても誰にもなにも言われません。逆に、もし、たくさんの寄付をしたとしても、誰も褒めてくれる人はいません。

それこそが本当の寄付の在り方だと思います。

他のところでは「寄付は任意です」、といっても、空気的に払わなければならないような団体もありますが、ここは違います。完全に任意であり、個人の気持ち次第です。

ですので、瞑想に真剣に取り組む心の準備ができていて、あと一歩、この合宿の信頼性で悩んでいるのだとしたら、是非合宿に参加してみてください。

※ただ、個人的には、寄付がいくら任意だからといっても、この記事を読んでくださる方は小銭程度おいてくるような人にはならないで欲しいと思います。なぜなら、瞑想を学ぶということは人としての成長をするということです。自分が受け取るだけ受け取って、自分のできる恩返しをしないのであれば、瞑想を学ぶ前に人としての在り方を学ばなければなりません。それはなぜでしょうか。

「嫌われる勇気」で有名なアドラーという心理学者は「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と言っています。100%全てがそうであると思えなくても構いませんが、私たちの多くの悩みは対人関係に由来するのは誰もが納得できると思います。もし、自分が与えられたものに対してなんの恩も返さないのだとしたら、その心こそが人生問題を引き起こしている原因であり、瞑想をする以前に考えなければならないことだからです。

もし、金銭的にはどうしてもこれだけしか無理だということがあるのなら、それ以外にも恩を返す方法は沢山あります。例えば、こうしてブログでその良さを紹介したり、周りの人に瞑想の良さを話したり、あるいは、時間があるのなら、ヴィパッサナー協会のボランティアスタッフとしてお手伝いしても良いと思います。

もし、なにかを受け取ったと思うのなら、それに対して正当な対価を返していくこと、それは瞑想以前に人としての正しい在り方です。自分のできる返し方を探してみてください。

ヴィパッサナー瞑想合宿10日間の日程

ヴィパッサナー瞑想合宿は「10日間」と書いてありますが、前後の日も入れると12日間がかかります。

到着日当日は14時~17時の間にセンターに集合で、受付を済ませ、荷解きやベッドにシーツをかけたりして過ごします。この日はこの時間にシャワーをお借りできたような気がします。
※この受付のタイミングで貴重品やスマホなどは預けることになります。

18時過ぎ頃からコースの説明などオリエンテーションがあり、20時から本格的にコースが開始となります。

そして、後は基本的なコースのスケジュールに沿って10日間過ごすことになります。ここからは聖なる沈黙と呼ばれる行にも入ります(他の人と話さない、目を合わせない)。

ただ、修業10日目(実際には11日目)の朝9時頃には一足先にこの聖なる沈黙は解かれます。

そして、10日間の瞑想合宿は実際にはここで概ね終了となります。

というのも、これはコース指導の中でも言われることですが、他の人とおしゃべりを始めてしまうと、真剣に瞑想に取り組む空気ではなくなってしまうからという理由です。また、修業10日目のスケジュールはそれまでとはかなり変わり、瞑想の時間も少なくなります。

また、オリエンテーションや任意で寄付をする時間もこの日にあります。

最終日(帰宅の日)は、早朝のグループ瞑想を終え、講話を終えたら6時30分頃には全過程終了となります。(この辺はあまりよく覚えていませんが、なんとなくの参考までにしてください)

そして、朝食を取り、朝食が終わり次第スマホや貴重品が返されます。

ちなみに、このスマホを預かったり、寄付を受け付けたりするのも参加者さん(特に複数回目の参加者さん)がお手伝いで行っていたりします。全ては協力し合うことで成り立っている団体なのですね。

朝食が終われば9時頃まで各自に割り当てられた掃除場所を掃除してそれぞれ解散です。

バスまでの送迎が必要な人にはバスの時間に合わせて送ってくれますし、タクシーを呼ぶ人はタクシーを呼んで、自家用車の人はそれで、各自帰っていきます。

瞑想合宿の時間割(一日のスケジュール)

10日間の毎日のスケジュールはこんな感じです。

4時起床
4時30分~6時30分ホールまたは自室あるいはセルで瞑想
6時30分~8時朝食と休憩
8時~9時グループ瞑想(ホール)
9時~11時ホールまたは自室あるいはセルで瞑想
11時~12時昼食
12時~13時休憩(希望者は指導者へ質問)
13時~14時30分ホールまたは自室あるいはセルで瞑想
14時30分~15時30分グループ瞑想(ホール)
15時30分~17時ホールまたは自室あるいはセルで瞑想
17時~18時ティータイム
18時~19時グループ瞑想(ホール)
19時~概ね20時30分講話
20時30分~21時※ホールまたは自室あるいはセルで瞑想
21時~21時30分瞑想の後、ホールにて質問可能
21時30分就寝

参考:瞑想法について

「グループ瞑想(ホール)」について

赤い文字の「グループ瞑想(ホール)」というのは、瞑想ホールでみんなで瞑想をする時間です。この時間は各1時間ですが、この時間は「決意の時間」と言われ、可能な限り、手の指一本動かさず、一度も目を開けずに1時間座り続けます。

「講話」について

「講話」というのは、一日の終わりにだいたい1時間~1時間30分近く、ゴエンカ氏の講話を日本語に翻訳して朗読された音声をホールで聞きます。この話は非常にためになる話ですが、初めて聞くと、分からない部分も多いかと思います。ただ、この講話の内容は、10日間合宿に参加した後にはHPから音声と資料をダウンロードできるようになりますので、帰宅したら改めて聞いてみてください。また、今後、当HPでも講話の理解につながる記事を書いていきたいと思っています。

古い生徒:10日間瞑想に一度参加すると「古い生徒」と呼ばれるようになります。つまり、リピーターさんです。古い生徒になると、古い生徒しか見れない資料や音声データが聞けるようになります。コース参加が終わるとIDとパスが教えていただけるので、それで下記のHPから「古い生徒」をクリックしログインしてみてください。そちらから様々な資料を見ることができます。
※ただし、自分が受けたコース以外のものは見ないように心がけましょう。正しい教えと共に資料を用いないと学びにはなりません。

「ホールまたは自室あるいはセルで瞑想」について

上記の「グループ瞑想(ホール)」と「講話」の時間だけは必ずホールにいなければいけません。ですので、瞑想に慣れないとこの時間が一番つらい時間になります。

それ以外の「ホールまたは自室あるいはセルで瞑想」というところは、ホールで瞑想してもいいし、自室で瞑想してもよい時間です。始めての方はホールか自室で瞑想することになります。ただし、自室で瞑想をするとどうしても集中力が下がってしまいます。せっかく大きな決意をもって合宿に来たのですから、可能な限り任意の時間もホールにとどまり、瞑想を行うようにすると良いでしょう。

セルというのは、2021年8月~9月頃に新しくできた瞑想施設で、瞑想をする個室です。このセルは古い生徒さんだけが使うことができます。今回は私もここを使わせてもらえましたが、瞑想には最高によい環境でした。

ホールで瞑想するときはマスクをしなければなりませんが、ここは完全個室で、それぞれの個室には換気システムがあるため、マスクを外して瞑想ができます。また、合宿期間中は古い生徒さん個人に個室が割り当てられるので、自分だけが使うことができます。
※今後はどうなるかわかりませんが。

スケジュールの中の青い部分は、「ホールまたは自室あるいはセルで瞑想」となっていますが、実際はホールで瞑想をすることになります。

食事やシャワーについて

朝食は6時30分から、昼食は11時からです。夕食は基本的にありません。ただし、初めて参加する方は、17時のティータイムの時間にフルーツを食べることができます。古い生徒さんはお昼以降は食事をしてはいけないことになっているので、ティータイムの時間もなにも食べることはできません。ただし、古い生徒さんはレモン水だけは飲むことを許されます。※HPでは古い生徒はミルクの入っていないお茶、または果物のジュースをとることができると書かれています。
参考:瞑想法について

休憩について

合宿参加者は瞑想をすることだけが唯一の目的ですので、瞑想をしているほかは、食事やシャワー以外、掃除などの作務が課されることはありません。施設の敷地は広いですので、歩きながら過ごしたり、休憩中であっても自室で瞑想に取り組むなどして過ごすと良いでしょう。

瞑想のカリキュラム

瞑想のカリキュラムは大きく分けて2つです。最終日に新しい技法を簡単に学びます。

①集中力を養う「アーナーパーナ(ānāpāna)」

最初の3日間は集中力を養うための瞑想法を学びます。これは「アーナパーナ」と呼ばれます。

②智慧を養うヴィパッサナー(vipassanā)

4日目からは本合宿のメインであるヴィパッサナー瞑想に入っていきます。

③慈悲の瞑想メッター・バーバナー(mettā)

慈悲の瞑想といわれる瞑想法です。これは全ての瞑想の最後(10日目だったかな)に学びます。

合宿中に守るべき戒律

合宿中に守るべき戒律は、初めて参加する人は5つ、古い生徒はそれに3つ加えて8つになります。

《新しい生徒さん、古い生徒さん共通の戒律》
①生き物を殺さない
②盗みを働かない
③一切の性行為を行わない
④嘘をつかない
⑤酒・麻薬の類を摂らない

古い生徒さんだけの戒律》
①正午以降、食事を摂らない
②踊りや歌などの娯楽を避け、装身具などで身を飾らない
③ぜいたくな高い寝台で眠らない

参考:瞑想法について

男性と女性の分離について

コースではしっかりと男性と女性の分離が行われています。オリエンテーションの時だけは顔を見る機会もありますが、合宿中は歩く場所から食事の場所まで全て別々に分けられています。

参考:瞑想法について

千葉ダンマーディッチャへのアクセス

電車、バス利用

千葉の合宿センター「ダンマーディッチャ」へ公共機関で行く際は、最寄りの茂原駅を利用することになります。そして、茂原駅から「睦沢中央公民館」行きのバスに乗ります。バス停からセンターまでは約2キロです。歩くと30分弱で着きます。基本的にはセンターの方がバス停とセンター間の送迎を行ってくれるようです。

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