潜在意識は、私たち自身の中にいる他人です。
潜在意識は、私たちが発した言葉を素直に受け取り、
それを達成するように全力で24時間働きます。
私たちの潜在意識はとても従順です。
「最近記憶力が悪くて」といえば、
記憶力が悪い自分を達成するために潜在意識は働きます。
「最近なにをしても面白くない」といえば、
あらゆるものの面白くない面だけを潜在意識がフォーカスしてピックアップするようになります。
潜在意識はとても従順、
というか単純なので、
声のかけ方を間違えると、
とんでもない方向に力を発揮してしまうことになります。
タイトルのように、
「無理」「できない」という言葉を使うと、
潜在意識は、
「自分はできない人間なんだ」
「自分にできてはいけないんだ」
というように、
できない自分を達成するように必死で働くようになります。
そしてそのうち、
なんにもやる気の出ない、
なんにも可能性がないような自分の人生が一つ出来上がります。
だから、極力「無理」とか「できない」というような言葉は使わないことです。
その代わり、
「無理」「できない」と思ったら条件を付けることをおすすめします。
例えば、走ることが苦手な人が、
「一緒にマラソン始めようよ」
と声をかけられてたとします。
そのとき、
「運動なんてしたことないし無理」
というのではなく、
「年収が1憶を超えたらチャレンジしてみる」
とか、
「環境問題が激化して、車が廃止されたら始める」
とか、
そうやって達成できないような条件を付けて断ることです。
これは、潜在意識に対してかける言葉なので、
相手に対して伝える必要はありません。
突拍子がなくても大丈夫です。
ほかにも、「youtuberにでもなってみたら?」
と言われたら、
「動画に映るなんて無理」と言わず、
「あと100人から言われたら考えてみる」
など、条件を付けて間接的に否定します。
もし、「無理」「できない」と思ったら、
その言葉を使わずに、
「もし〇〇だったら、やろう」
「もし○○だったら、できる」
というように条件を付けて間接的に否定してみてください。
もちろん、その「無理」「できない」と思うこと自体をやる必要はありません。
ただ、「無理」「できない」という言葉を使わずに否定するということが大事なのです。
ぜひ心がけてみてくださいね。
後記
これは一見ふざけているようにも思えるかもしれませんが、
なんでも最初から「無理」と短絡的に決めつけてしまわず、
なにかしらの可能性を探す訓練にもなるので、
とてもおすすめです。
また、いいわけ探しのように思われる方も中にはいるかもしれませんが、
これはできないことのいいわけを探すのではありません。
それを可能にするための「条件」を探すのです。
とても前向きな思考方法です。
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