多くの人は、「記憶力には自信がない」といいます。
だけど本当は、誰だって全て記憶できています。
今回は、記憶力の本質についての話です。
私たちは全て覚えている⁉
私も記憶術を習う前までは、
記憶はとても苦手でした。
まったくもって覚えていられる気がしませんでした。
でも今では違います。
その気になれば本一冊丸暗記できるくらいの自信はあります。
これは自慢ではなく、
コツさえ知れば確実にだれでもできるようになります。
そして、そのコツを知る前に、
まず知らなければいけないことがいくつかあります。
記憶力をよくするために知っておくべきこと
人は誰でもすべてを覚えているということ
私たちはすべてのことを記憶しています。
例えば、一週間前の出来事を詳細に思い出してみてください。
一週間前に見たテレビの内容、
一週間前に食べた食べ物、
一週間前に出かけた先の風景
多分、まったくもって思い出せませんよね?
私もです。
だけど、もし、誰かに説明されて、
一週間前にやっていたテレビの話題をふられたり、
一週間前に食事を共にした人から、
味の感想を聞かれたりしたら、
「あーあれね!」って、
すぐに思い出せるはずです。
他にも、何十巻もある漫画でも、
一度読んだだけですべて覚えているはずです。
もちろん、全部一から思い出せといわれても無理ですが、
二度目に読んでも、「ああこれ前に読んだな、この先はこうなるな」
ということがすぐにわかるはずです。
つまり、私たちが覚えられないというのは、
「覚えられない」のではなく「思い出せない」のです。
記憶はできているが、想起ができないんです。
私たちが記憶が苦手な原因は、
覚えられないんじゃなくて、
思い出せないのです。
記憶自体はできていても、
記憶から引っ張り出す作業が苦手なんですね。
問題の本当の原因が分かれば、
対処するのは簡単です。
想起力を鍛えることが記憶力アップにつながります。
思い出せないことの最大の原因は自信がないこと
人間の潜在意識は本当によくできています。
潜在意識は、自分が自分自身に対して持っているイメージを実現するために、
24時間働いています。
私たちが「記憶には自信がない」といったとき、
私たちの潜在意識は「自信がない自分」をなんとか達成するために、
必死で働きます。
その為、潜在意識ががんばって、
記憶を思い出さないようにします。
もし、思い出してしまったら、
「自信がない自分」というのに反してしまうことになります。
(このへんはアファメーションにも共通の話になります)
潜在意識にとっては、私たちが口にする言葉こそ、
私たちがなりたい理想の自分だと受け取ってしまう癖があります。
その為、「自信がない自分」をかなえてくれるんです。
えらく有難迷惑なのですが、
そういう癖を利用して、性格を変えていくのがアファメーションなのです。
アファメーションの話はさておき、
とにかく、現実がどうであろうと、
「記憶力に自信がない」とは言わないことです。
ではどうすればよいのでしょうか。
それは、
「記憶力がついたら嬉しいな」
程度の言葉に置き換えておいてください。
でも、前置きに、「私は記憶力がないから、記憶力がついたら嬉しいな」
とかそんなのはだめですよ。
ついでに、思い出せない3つの理由
これは一般的なことですが、
あるものを記憶できない(思出せない)ことの原因は主に3つです。
①インパクトが薄い
例えば、毎日の何気ない通勤通学、
普段は覚えていませんが、
交通事故を見かけたり、
大雪で大変だったり、
なにかそういった衝撃的なことがあると記憶には残りやすいものです。
逆に、インパクトの薄い出来事は忘れやすいですね。
②秩序だっていない。関連性が低い
以前に書きましたが、例えば、
13579という数字を覚えるのと、
48576という数字を覚えるのでは、
前者の方が簡単ですね。
前者は2つづつ増えていくという秩序(法則)があります。
しかし、後者はランダムです。
そういう、秩序だっていないものを覚えるのは
難しいし、忘れやすいです。
③回数が少ない
英単語などの覚え方を見れば明らかですが、
一度よりも二度、三度、と、
回数を重ねる方がより覚えやすく、
忘れがたくなります。
思い出せない3つの理由を逆手にとること
以上にあげた、
思い出せない3つの理由を逆手に取ると、
当然、思い出しやすくなります。
そして、それを効率よく行うのが
記憶術なんです。
記憶力をよくするために記憶術を習わないといけないの?
余裕があれば、記憶術を習うことをめちゃくちゃお勧めします。
多分、独力で身につけるのはちょっと難しいと思います。
難しいというのは、やり方が難しいのではなくて、
そのやり方であっているのか自信が持てないはずだということです。
私自身がそうだったので、わかります。
本を読んで取り組むのと、
2日、先生について教わったのとでは天地の差がありました。
記憶術の講習はいくつもあり、
値段もそれぞれあります。
ちなみに私が教わったのは、
こちらです。
この会社の小田全宏会長の講習と、
吉野邦昭先生の講習を一回ずつ受けました。
ちなみに吉野先生は、
Amazonでランキング入りする英単語のベストセラー本を書いています。
他の会社はわかりませんが、
ここのアクティブ・ブレインは本物です。
料金もそれなりにかかりますが、
習い事の教室だと思えば妥当ですし、
これだけの記憶術のスキルがつくなら、
20万以上してもおかしくない講習内容でした。
そらいろ瞑想ラボでも記憶術を教えています
(※2022年現在は新規の受付をしていません)
そらいろ瞑想ラボでも、
記憶術を教えています。
上記の講習会で習ったことはもちろんですが、
そのほかにも、多くの系統の記憶術から学び、
取り入れているので、喜んでいただける講習ができるのではないかと思います。
ただ、そらいろ瞑想ラボでは、
記憶術はあくまでスキルの一つですので、
瞑想に興味を持ち、
そらいろ瞑想ラボに実際に来てくださった方のみ
対応いたします。
日数は2日、午前午後を通しての講習です。
記憶術も瞑想も、
結局のところビジュアライゼーションです。
記憶術を習う以外に記憶力を上げる方法
記憶術はちょっと敷居が高いけど、
記憶力はつけたい。
そういう方はどうすればよいでしょうか。
それはもう、一言で言って、
イメージトレーニングです。
このサイトでもたくさん紹介していきますので、
なにか一つで構いません。気に入った技法を
絶対に成果が出ると信じて、必ず継続してみてください。
ここでは、私が実際に行い、
効果を体感しているものしか紹介していません。
間違いなく効果が出ます。
まずは、下記に出てくるイメージトレーニング法を2週間、毎日最低1回実践してみてください。2週間継続したら、ふとした時に記憶力が良くなっていることに気づくはずです。
円周率1000桁くらいだれでも覚えられるようになります。
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